Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下――):1時間15分と長いセッションでしたが、走行は19周、5番手でした。なんだか静かな、落ち着いた印象のセッションになっていましたが?
佐藤琢磨:タイヤのルールがまた変更になって、最初の20分間で5周を走ったヤツが2日目にキャリー・オーバーできるようになった。でも、キャリー・オーバーできるのはそのタイヤ・セットだけ。今までは、それじゃなくても、他のセットでもよかった。後に走ったタイヤでも良かったんだけど、新ルールでは最初の20分間に走ったヤツだけで、しかも今日はもうそのタイヤは使えないルール。供給されるタイヤのセット数から言って、今日は3セット以上使えない。だから、その最初に走ったタイヤを明日に温存するとなると、最初に5周を走って、その後を2セットで賄わなくちゃいけないってこと。1時間15分あるのに、なんかもったいないですよね。
――じゃ、今日はプラクティスが2回あるけれど、ほとんど2セットだけしか使えないってコトですね?
佐藤琢磨:そうです。タイトです。もちろん3セット以上使ってもいいんですよ、今日。でも、土曜日から使うタイヤのセット数が少なくなる。ちょっと、これから、どういう風にタイヤを使って行くかを決めて行きたいと考えてます。
「テストで得た宿題の対策っがいい形でパフォーマンスに繋がりました」
――少ない周回数でのクルマのフィーリングはどうでしたか?
佐藤琢磨:悪くなかったと思いますよ。ここはテストをしていて、宿題がいろいろありました。それの対策が一応良いカタチでパフォーマンスに繋がっていました。
――このコースは去年からの変更、ないですね?
佐藤琢磨:ありません。
――午後は何をしますか?
佐藤琢磨:どうしますかね? 今の上位のポジションを明日も明後日も保たないといけないから、そのためにもうちょっと……。今のセッションで幾つかのテストをやっていて、良くなかった点もみつかったので、そこを直してって次に繋げたいと思います。
以上
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