2016年4月2日土曜日

2016 INDYCAR ニュース 4月1日:アンドレッティ・オートスポートがインディーに5台目をエントリー

カーナンバー29のマシンにタウンゼント・ベルを起用

 今日、フェニックス・インターナショナル・レースウェイでのランチ・ブレイクの間にアンドレッティ・オートスポートが会見を開き、第100回インディー500に5台目のエントリーを行うことを発表した。2005年に故ダン・ウェルドン、2008年にはダリオ・フランキッティ、2014年にライアン・ハンター-レイによってインディー500優勝を記録してきているアンドレッティ・オートスポートは、去年のインディーではストック・カー・チャンピオンのカート・ブッシュを走らせた。しかし、今年はブッシュがストック・カーに専念してインディーに出場しないことを決めたため、タウンゼント・ベル(カリフォルニア州出身)がそのシートを手に入れることとなった。カー・ナンバーは「29」をつける。


 チーム・オーナーのマイケル・アンドレッティは、「5台をインディーに出場させられることを嬉しく思う。タウンゼントはフルタイムで走っていないが、インディーで走り出せばスピード・アップがすぐさま可能で、1年に一度のレースでも高いパフォーマンスを発揮できる。それはもう実証済みだ」と語っている。2009年にキャリア・ベストとなる4位フィニッシュをしているベル自身は、「第100回インディー500にアンドレッティ・オートスポートから出場できるとは、素晴らしい機会を手にすることができた。多くのマシンを走らせる、優勝経験も持つチームの一員として、そのメリットを享受できるはずだ。今回でインディーは9年連続出場になる」とコメントした。なお、彼はインディー500のみへの出場で、アレックス・タグリアーニ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)やJR・ヒルデブランド(エド・カーペンター・レーシング)のようにロードコースを使ったグランプリ・オブ・インディアナポリスは走らない。ということで、ベルの今年のインディーカーによる走行は、全員のプラクティスが始まる5月16日が最初なりそうだ。

ベルのインディーでの戦績
2008 予選12位/決勝10位  ドレイヤー&レインボールド・レーシング
2009 予選24位/決勝4位  KVレーシング・テクノロジー
2010 予選10位/決勝16位  サム・シュミット・モータースポーツ
2011 予選4位/決勝26位  サム・シュミット・モータースポーツ
2012 予選20位/決勝9位  シュミット・ハミルトン・モータースポーツ
2013 予選22位/決勝27位  パンサー・レーシング
2014 予選25位/決勝25位  KVレーシング・テクノロジー
2015 予選25位/決勝14位  ドレイヤー&レインボールド・キングダム・レーシング
以上

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