2016年3月13日日曜日

2016 INDYCARレポート R1 セント・ピータースバーグ:インディー・ライツ、プロ・マツダ、USF2000の予選結果

Photo:Mazda Road to INDY
カイル・カイザー、ライツ開幕戦のポール・ポジション獲得 
  
16台出走のインディー・ライツで今年最初のポール・ポジションを獲得したのは、カイル・カイザー。カリフォルニア州出身の20歳。フンコス・レーシングからのエントリーだ。タイムは1分5秒8728。平均時速は98.371mph。インディーカーの昨日のプラクティス最速ラップは1分00秒9431で、平均時速が106.329mphだったから、ラップタイムで約5秒、スピードで8mphの差だった(インディーカーの予選タイムはレッド・タイヤ使用で昨日より更に速くなるだろうが……)。マツダ・ロード・トゥ・インディー(以下:MRTI)のスカラシップを得ているサンティアゴ・ウルティア(ウルグアイ出身/19歳/シュミット・ピーターソン・モータースポーツ・ウィズ・カーブ-アガジェニアン)は、トップから0.6333秒離され、予選9位だった。

プロ・マツダPPのオーウォードはメキシコ出身の16歳

 12台がエントリーしているプロ・マツダのポール・ポジションはパト・オーウォードが獲得した。開幕直前にエントリーを決めたメキシコ出身の16歳(!)。チーム・ペルフレイで走っている。ポール・タイムは1分11秒5723。平均時速90.538mph。MRTIのスカラシップを受けているニコ・ジャミン(フランス出身/20歳/ケイプ・モータースポーツ・ウィズ・ウェイン・テイラー・レーシング)はトップと0.2661秒差で予選4位だった。

US2000のポール・ポジションはパワーと同郷のオーストラリアン

 27台の激戦区USF2000でポール・ウィナーとなったのはジョーダン・ロイド。オーストラリアのトゥーウーンバ出身というから、ウィル・パワーと同郷だ。20歳。パブスト・レーシングからのエントリー。MRTIのスカラシップを受けて走るダコタ・ディッカーソン(カリフォルニア州出身/19歳/アフターバーナー・オートスポート)はトップに1.4219秒の大差をつけられ、予選16位だった。


 MRTIスカラシップ勢が全シリーズで少々苦戦気味。レースで一気に伸し上がってくるか??

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