フェニックステストの好結果を受けて開幕戦でDCRの19号車を駆ることになったフィリッピ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
今週末に行われる2016年ヴェライゾン・インディーカー・シリーズ開幕戦=ファイアストン・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグ(ストリート・レース)のエントリー・リストが発表された。今年は9チームから22台が出場する。因みに、2015年は10チームから24台がエントリーしていた。
デイル・コイン・レーシング(DCR)の19号車には、開幕直前のテスト2回=フェニックスとセブリングで走っていたイタリア人ドライバーのルカ・フィリッピ(30歳)が起用されている。彼は手応えあるテストを行えたフェニックスでの第2戦にも出場してくるだろう。
フィリッピのアメリカでのキャリアは、2013年にバラクーダ・レーシングで始まり、4戦に出場して最高位フィニッシュはヒューストンでの10位だった。2014年にはレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから同じく4戦に出場し、ヒューストンでの15位がベスト。昨2015年はエド・カーペンター・レーシングでロード&ストリート・レース要員として10戦に出場、初表彰台となる2位フィニッシュをトロントで達成した。ストリートで速さを見せて来ている彼には新天地でもいきなりの活躍が期待できそうだ。
フィリッピはデビューからの2シーズンをホンダで戦い、昨年はシボレー・ユーザー・チームでレギュラー・シートを得ていた。それが、4シーズン目となる2016年はホンダのエンジン&エアロキット使用での出場になる。
DCRとしては彼をこのままフルシーズンで使いたい意向だが、現時点ではまだそれは決定事項となっていない。
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