初日ペンスキー勢の最下位だったパジェノーがジャンプアップ! Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
フェニックスでのテスト2日目。朝方は少々風が吹いてましたが、それも収まって行くコンディション下、正午過ぎにセッションは始まりました。この時点での気温はまだ25℃と、昨日より低かったんですが、インディーカーが走り出してからグングン上がって行き、1時過ぎには30℃に達しました。ピットにいると白いコンクリート舗装は眩しく、照り返しもキツい。いやぁ、いよいよフェニックスらしくなって来ました。
このセッションで最速ラップを記録したのは、チーム・ペンスキーで昨日一番遅く、昨日も今日も走り込みを重ねているシモン・パジェノーでした。ラップ・タイムは19秒2884にまで縮まり、平均時速は190mphを優にオーバー! 正確に記すと190.747mphでした。
2番手はジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)=19秒2917。
3 エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)=19秒3316。
4 トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=19秒3474。
5 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=19秒3560。
……と、昨日のセッション1でもシボレーの上位独占は4番手までだったものが、今回はトップ5をスウィープ。ホンダ・ユーザーのトップは6番手につけたマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の19秒4073でした。やっぱり、事前に一度テストしているチームにアドバンテージありってことに話が戻って来ちゃうんでしょうか?
7番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=19秒4259。
8 ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)=19秒4375
9 グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)=19秒4492。
10 チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=19秒4915。
結局、2日目のセッション1でトップ10に入ったホンダ勢はアンドレッテイとレイホール2世の2人でした。他のホンダ・ドライバー達は、カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)が19秒5478で12番手。ジェイムズ・ヒンチクリフとギャビー・シャヴェス(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が、19秒5614と19秒5629で13、14番手。ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は19秒6226で16番手でした。
佐藤琢磨、スピードアップは果たすも17番手、ホウクスワースは20番手
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、このセッションで最多となる69周を走行し、ベストは19秒7689まで縮まりました=27周目に記録。着々とスピード・アップはしているんですが、ポジションは17番手でした。
琢磨のチームメイトのジャック・ホウクスワースもスピードを上げて来てはいます。しかし、いかんせんライバル勢の伸びの方が大きくて、19秒9946で21台中の20番手でした。
21番手は15周しか走らず、ベストが31秒台だったエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)……でした。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿