ポストはコンペティション・レースエンジニアリング副社長
ファン・パブロ・モントーヤ(CART時代)や故ジャスティン・ウィルソンらのエンジニアとして、チップ・ガナッシ・レーシング、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング、デイル・コイン・レーシング、KVSHレーシングで活躍して来たレース・エンジニアのビル・パッパスがインディーカーでコンペティション、レース・エンジニアリングの副社長の職に就くと発表された。
KVSHレーシングは今年からフル・エントリーがセバスチャン・ブルデイの1台のみになる。彼らは拡大と縮小を繰り返して来ているが、今回の体制変更ではテクニカル・ディレクターがポストを失う憂き目に遭ったのだ。その結果、パッパスはレース主催者側のポジションに就く道を選び、シャシーやエンジンの開発、安全性向上、空力など、エンジニアリング及び技術的な事象全ての責任者という重責を担うこととなり、エンジンとシャシーのサプライヤーたちとの連携、交渉も担当する。これはまさしく、ウィル・フィリップスがテクノロジー担当副社長として努めて来たポジション。パッパスの加入によって、フィリップスは3月をもってインディーカーを離れることとなった。
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