ホンダ、デイト24時間で念願の初優勝!スコット・シャープ(右端)も搭乗 Photo:American Honda |
=ホンダHR35TT搭載のリジェ・ホンダJSP2
フロリダ州デイトナ・ビーチにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(全長3.56マイル)で開催された第54回ロレックス24アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)でテキーラ・パトロン/ESMのリジェ・ホンダJSP2が総合優勝を飾った。マシンを駆ったのはピポ・デラニ、ジョハネス・ヴァン・オーヴァービーク、スコット・シャープ(元インディーカー・チャンピオン)、エド・ブラウンの4人。
デイトナ・プロト3台を向こうに回しての勝利! Photo:American Honda |
これはホンダにとって記念すべき初のデイトナ24時間レース総合優勝。フィニッシュ・ドライバーを務めたデラニはレース中のファステスト・ラップも記録した。次なるレースはアメリカのもうひとつのビッグ耐久イヴェント=セブリング12時間レース(3月半ば)だ。
GTLMクラスはシボレー・コルベットC7が1-2フィニッシュ
なお、GTLMカテゴリーではシボレー・コルベットC7が、ポルシェ、フェラーリ、BMWとのバトルを勝ち抜いて1-2フィニッシュを決めた。しかも、この2台はチームメイト同志で熾烈な優勝争いを最後まで繰り広げ、ゴール時の両車の差は僅かに0.034秒しかなかった。勿論デイトナ24時間の長い歴史の中で最少差での決着となった。なお、チップ・ガナッシ・レーシングがオペレーションを担当するフォード・ワークスのGTLMマシン=フォードGTは電気系統などのトラブルがレース序盤から発生し、上位フィニッシュはならなかった。
以上
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