2016年1月31日日曜日

2016 INDYCAR ニュース 1月30日:デイトナ24時間レースにインディーカー・ドライバー大挙出場中

インディカー・ドライバー、今年は9人がデイトナに

 耐久ロードレースではインディーカー・ドライバーたちが活躍して来ている。今週フロリダ州デイトナ・ビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(全長3.56マイル)で開催中の第54回ロレックス24アット・デイトナ(IMSAウェザーテック・スポーツ・カー・チャンピオンシップ/デイトナ24時間レース)にも現役インディーカー・ドライバーは9人も出場している。最近の5シーズン、デイトナ・ウィナーの中にインディーカー・ドライバーが最低1人は含まれていたのだ。

ディクソンはカナーンとともにライリー・フォードで出場

 昨年度のインディーカーで3度目のタイトルを獲得したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は、スポーツカーの経験も豊富だ。シボレー、ホンダ、BMW、フォードのプロトタイプに乗って来て、今年もライリー・フォード(チップ・ガナッシ・レーシング)で出場する。彼のチームメイトにはトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)もいる。去年はここにセイジ・カラムが含まれていたが、今年はスポーツカーでもガナッシのマシンには乗らないということのようだ。
注目のニュー・マシン、GTLMクラスのフォードGTにはブルデイが搭乗
 今回のレースがデビュー戦となるアメリカ注目のマシン、フォード・ワークスからGTLMクラスにエントリーしているフォードGT(チップ・ガナッシ・レーシング)のライン・アップには、セバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)とライアン・ブリスコーが含まれている。
 昨年2勝のグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、父のチームがBMWのワークスとしても長年活動中ということで、BMWのGTマシンで幾度も参戦をして来ており、今年もBMW M6で走る。

 シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)とライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)はプロトタイプ・クラスのコルベットDP(別々のチームで)に乗る。
 ロシア出身、今年のインディーカー・シリーズに復活フルタイム参戦を予定しているミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は、プロトタイプ・クラスのパノス・ニッサンに搭乗する。
 そして、プロトタイプ・チャレンジという小型スポーツカーのカテゴリーにはジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)とトゥリスタン・ヴォーティエ(デイル・コイン・レーシングから今年もインディーカーに出場か?)がエントリーしている。


元インディーカー・ドライバーも大挙エントリー

 インディーカーで一度でも走ったことのあるドライバーということで見ると、今年のデイトナには上記以外にもスコット・シャープ、スコット・プルエット、クリスチャン・フィッティパルディ、AJ・アルメンディンガー、ルーベンス・バリケッロ、ヤン・マグヌッセン、ニコラス・ミナシアン、ルーカス・ルーア、マーティン・プラウマン、タウンゼント・ベル、ジェイムズ・デイヴィソン、ライアン・ディエル、リチャード・アンティヌッチ、キャサリン・レッグ、ニック・ジョンソンが出場。スペンサー・ピゴット(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで今年インディーカーにデビューの予定)もエントリーしている。

 ここに紹介した中のディクソン、カナーン、ブルデイ、レイホール、フィッティパルディ、アルメンディンガー、ディエルはデイトナ24時間での総合優勝経験者だ。
以上

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