2016年1月14日木曜日

2016 INDYCAR ニュース 1月14日:KVSHレーシングは1台体制に縮小

フルシーズン参戦はフルデイのみ!2009年以来の1台体制
 KVレーシング・テクノロジーとKVSHレーシング、ふたつの名前で2台を2015年シーズンのヴェライゾン・インディーカー・シリーズにエントリーさせていた、ケヴィン・カルコーヴェン、ジミー・ヴァッサー、ジェイムズ・サリヴァンが共同オーナーのチームは、2016年はセバスチャン・ブルデイだけを走らせる1台体制に縮小する。インディー500にはジャック・ブラバムの孫でジェフ・ブラバムの息子のマシュー・ブラバムを走らせるが……。KVRTがフル・シーズン・エントリー1台のみというのは、2009年以来となる。コンスタントに2台を走らせ続けて来た彼らは、2010〜2012年には3台をエントリーさせていたほどだったが……。
ここにきてテクニカル・ディレクターも解雇!どうなるKVRT!?
 2016年シーズンに向けては、チーム名がKVSHレーシングに統一されることと決まっていたが、それはサリヴァンの出資額が増えたからのはずだった。しかし、参戦体制は縮小されることになった。さらに驚いたことに、テクニカル・ディレクターのビル・パッパスを、もう新しいシーズンが開幕間近となったこの時期に資金不足(=スポンサー不足)を理由に解雇したことだ。
 ファン・パブロ・モントーヤや故ジャスティン・ウィルソンと勝利を記録して来た優秀なエンジニアが突如としてマーケットに出たわけだが、どこかのチームが雇い入れることとなるのだろうか? パッパスのような実績のあるエンジニアは給料が高く、そこがネックになるケースも少なくないが……。

 2013年にインディー500で勝ち、2014年に1勝、2015年に2勝を挙げて来たKVSHレーシングだが、再び低空飛行チーム(2003〜2012年の10シーズンで2勝)へと逆戻りしてしまわないか心配だ。
以上

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