2カー体制で2年目を迎える琢磨とホウクスワース Photo:Foyt Racing |
昨シーズン同様、ホウクスワースとの2台体制に
2015年12月16日、AJ・フォイト・エンタープライゼスが2016年参戦体制を発表した。来るシーズンも彼らは佐藤琢磨とジャック・ホウクスワース(イギリス)の2人のドライバー・ライン・アップで、ABCサプライをメイン・スポンサーとするホンダ・エンジン搭載マシン、14号車と41号車を全16レースで走らせる。
また、チーム・ディレクターのポジションにジョージ・クロッツが新たに起用され、2015年シーズンまで佐藤琢磨のレース・エンジニアも務めていたドン・ハリディはテクニカル・ディレクターとしてチームのエンジニアリング全般を統括することになった。
「このチームとともに戦えることに感謝」
ふたりのドライバーをともにキープする英断をラリー・フォイトは下した。この継続性が好結果を導き出すことが強く期待される。
チームに久しぶりの勝利をもたらした琢磨に対する彼らの信頼は絶大で、AJフォイト・レーシングで4年目のシーズンを迎えるのは、AJフォイト御大自身を除くと最長記録となるという。ビリー・ボート、AJフォイトIV、ヴィトール・メイラが在籍したのは3年間だった。
「来年もAJフォイト・レーシングで走れることは本当に光栄です」と琢磨はコメントしている。「このチームとともに戦うという素晴らしいチャンスをくれたAJとラリーに心から感謝しています。彼らのチームにはたくさんの思い出がありますが、それをさらに増やすことができるのですから最高です。来年の参戦を可能にしてくれたすべての方々に心からお礼を申し上げます」。
2台体制で戦った2015年シーズン、そして来る2016年シーズンに対し、琢磨は、「2カーでの最初の1年としては素晴らしいシーズンだったと思います。完璧な2カー体制をすぐに構築することができなかったのは事実ですが、その一方でたくさんのことを学びました。ジャックと僕の関係はとても良好で、いつもふたりで力を合わせています。これは様々な面でお互いの助けとなっていますから、今後もチームの実力を高めて行いくためには、これ以外に方法はないでしょう」と話している。
ラリー・フォイトと語る新チーム・ディレクター、クロッツ Photo:Foyt Racing |
チーム・ディレクターとなるクロッツは、現在54歳。1990~1991年にAJ・フォイト・エンタープライゼスにメカニックとして在籍していた彼は、近年はアンドレッティ・オートスポートでマネジャーを勤めていた。彼のAJ・フォイト・エンタープライゼスでの任務はチーム内の合理化を図ることと、効率を改善することとなる。
以上
まだか、まだかと思ってましたがようやく決まりましたね
返信削除来年は優勝最低3回は取ってほしいです