2015年9月24日木曜日

2015 INDYCAR ニュース 9月23日:5チーム、10人のドライバーが参加してロード・アメリカでのオープン・テスト終了

ロードアメリカでのテストに姿を見せたチャンピオン、ディクソン。ここを走るのは実に2002年以来だ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
佐藤琢磨もロード・アメリカを初体験

 ウィスコンシン州エルクハート・レイクにあるロード・アメリカ(全長4.048マイル)でインディーカー主催による合同テストが9月22日に行なわれた。来る2016年シーズン、6月23〜26日にロード・アメリカでインディーカーのレースが開催される。2007年(チャンプカー・シリーズ)以来となるために事前テストが開催されたのだ。




当初、ドライバー未定とアナウンスされていたAJ・フォイト・エンター・プライゼズだったが、順当にエースの佐藤琢磨をテストに起用してきた Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 参加ドライバーは、2015年チャンピオンになったばかりのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、彼のチームメイトで2004年IRLインディーカー・シリーズ・チャンピオンのトニー・カナーン、同じくチームメイトのチャーリー・キンボール。2014年チャンピオンのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)と彼のチームメイトのファン・パブロ・モントーヤ(2000年CARTシリーズ・チャンピオン)、エリオ・カストロネヴェス、シモン・パジェノー。
ターン5の新入でブレーキングを試すパジェノー Photo:INDYCAR (Brian Simpson) クリックして拡大
 グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、ジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)、そして、佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)の10人だった。
ディクソン、12年ぶりのロード・アメリカに戸惑う
 「ロード・アメリカを再び走れて嬉しいが、こんなに大きな(長い)サーキットには奇妙な印象すら受ける」と2015年チャンピオンのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)はコメントしていた。ディクソンは2003年からIRLインディーカー・シリーズに出場していたため、最後にロード・アメリカを走ったのはCARTシリーズ出場時代の2002年だ。




黒いヘルメットで走行するカナーン Photo:INDYCAR (Chris Owens)  クリックして拡大
 キンボールとニューガーデンは入門フォーミュラ時代にロード・アメリカを走っている程度。琢磨はロード・アメリカ初走行で、「こんなサーキットはこれまでのインディーカーにはなかった! ダウンフォースをロードコースの中では最も低いぐらいに設定して走った。クラシックなサーキットでコース幅は狭く、そして路面はバンピーだ。そして、高速コーナーがたくさんある。直角コーナーも同じぐらいの数がある」との印象を話していた。
Photo:INDCAR (Chris Owens) クリックして拡大

 入場料20ドルでこの日はパドックと観戦エリアがファンに開放された。チケット1枚につき10ドルが、故ジャスティン・ウィルソンの家族のための基金、ウィルソン・チルドレンズ・ファンドに寄付された。
以上

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