シボレー、予選が行われたすべてのラウンドでPP獲得
最終戦スタート前にホンダのタイトルの可能性は消滅
2015年のヴェライゾン・インディーカー・シリーズではマニュファクチャラーズ・チャンピオンにシボレーが輝いた。2012年のシリーズ復帰以来、4年連続のタイトル獲得となった。最終戦を迎えるにあたり、シボレーは15戦で9勝をマークしており、ヴェライゾンP1アウォード(ポール・ポジション)は獲得できる可能性のあった状況ですべてを獲得して来ていた。その結果、85周で争われる最終戦の決勝がスタートする前に、ホンダの逆転タイトルは不可能となった。
今年からホンダとシボレーのエンジン・マニュファクチャラー2社はエアロ・キットの開発及び供給もスタートさせていた。そして、マニュファクチャラー・タイトルのポイント・システムも新しくされていた。それぞれのユーザーのトップ3がポイントを獲得できることとなり、同時に各エントラントに供給されるエンジンが規定の2,500マイルを走破できなかった場合、そうしたエンジンが1基出るにつき、20ポイントが減算されるルールも採用された。
シボレーはチーム・ペンスキーが3勝(ファン・パブロ・モントーヤ=2勝、ウィル・パワー=1勝)、CFHレーシングが2勝(ジョセフ・ニューガーデン)、チップ・ガナッシ・レーシングが2勝(スコット・ディクソン)、KVSHレーシングが2勝(セバスチャン・ブルデイ)を15戦までで記録。最終戦もディクソン&ガナッシが勝利して、トータル10勝を挙げた。ポール・ポジションは全16戦でチーム・ペンスキーが11回記録し、チップ・ガナッシ・レーシングが2回、CFHレーシングが1回獲得した。これらのトータルがレース数のトータルと同じ16戦にならないのは、雨天で予選が開催されず、ポイントが出されなかったレースがニュー・オリンズとデトロイトであったためだ。
以上
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