2015 INDYCARレポート R16 Go Pro グランプリ・オブ・ソノマ：最終戦のエントリーは25台

ウィルソンのマシンを親しかったセルヴィアがドライブすることに　Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大

ウィルソン追悼の意を込め、25号車をセルヴィアがドライブ

　2015年シーズンのヴェライゾン・インディーカー・シリーズ最終戦は25台のエントリーを集めている。インディー500以外では、グランプリ・オブ・インディアナポリスと並ぶ最多タイの出走台数だ。

Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大

 

 

　先週の第15戦ポコノでジャスティン・ウィルソンが不運な事故死を遂げたが、アンドレッティ・オートスポートは25号車をウィルソン追悼の意味も込めて出走させ、そのシートにはオリオール・セルヴィアが収まる。カラーリングは青/銀ベースで変わらず。セルヴィアは今シーズンはインディー500以来となる2戦目の出場なので、ロードレース出走は初めてだ。

来季を見据えて最終戦に参戦するアレシン　Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

　既報の通り、ミカイル・アレシン（シュミット・ピーターソン・モータースポーツ）がソノマで今シーズン初登場している。カー・ナンバーは去年と同じ「77」で、スポンサーもロシアのSMP銀行で変わらず。カラーリングはちょっと変更で、白/青/紫/赤の4色使い。最後方ピットに陣取っている。
サーヴェドラがセイジ・カラムに代わってチップ・ガナッシ8号車に

　チップ・ガナッシ・レーシングの8号車にはルーキーのセイジ・カラムではなく、今シーズン4戦に出場して来ているセバスチャン・サーヴェドラが乗る。メイン・スポンサーは彼が持ち込んでいるAFSで、カラーリングは赤/黄色。

ブルーが鮮やかなニューガーデンのGo Proカラースキーム　Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

 　今季２勝、ポコノでも２位フィニッシュしてランキング6位に浮上、ギリギリでタイトルの可能性さえ残してソノマ入りしているジョセフ・ニューガーデン（CFHレーシング）は、イベントの冠スポンサーでもあるカメラのゴープロがスポットでプライマリー・スポンサーに。前後ウィングが鮮やかなブルーとされ、ボディには青/白のストライプも描かれている。

　ポコノでトップ争いを演じた98号車に乗るルーキー、ギャビー・シャヴェス（BHAウィズ・カーブ・アガジェニアン）は、アラーム・ドット・コムというソルーション・カンパニーがメイン・スポンサーで、そのロゴがサイド・ポッドに配される上、ボディを走るラインはオレンジっぽい微妙な色とされている。
　グレアム・レイホール（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング）はステーキ＆シェイク・カラー＝赤。
　デイル・コイン・レーシングの18号車には今回もロドルフォ・ゴンザレスが乗る。
　CFHレーシングの20号車にルカ・フィリッピが乗るのも変わらず。
　ペンスキー軍団は、ウィル・パワーとファン・パブロ・モントーヤがヴェライゾン・カラー（ただし、パワーは白/黒でモントーヤは白/赤）。カストロネヴェスは日立がメイン・スポンサーでパワーに似た白/黒ペインティング。シモン・パジェノーはアヴァヤ・カラー＝赤/白だ。
　セバスチャン・ブルデイは最終戦をハイドロキシーカットの黒/緑のカラーリングで、マルコ・アンドレッティ（アンドレッティ・オートスポート）はスナップルがプライマリー・スポンサーで黄/青だ。
以上