ジャスティン・ウイルソン 1978-2015 |
ポコノでのレースの翌日である8月24日の月曜日、インディーカーはポコノでの500マイル・レースの中で負傷したジャスティン・ウィルソンが搬送先のペンシルヴェニア州アレンタウンの病院で亡くなったことを発表した。妻と娘2人を残して、37歳でジャスティンは天に召された。他車の起こしたアクシデントで飛び散ったパーツが彼のヘルメットを直撃し、頭部に強い衝撃を受けたのが死亡原因と見られている。
CARTシリーズから通算174レースを戦い、7勝を挙げたジャスティンのキャリアは素晴らしいものだ。デイル・コイン・レーシングにチーム初優勝をもたらし、2012年のテキサスでは見事なオーバル優勝も記録していた。そのテキサスが彼の最後の勝利となった。
イギリス出身で、2003年にはF1にミナルディとジャガーから出場。2012年にはスポーツカーのビッグ・イベントであるデイトナ24時間レースでの総合優勝をマイケル・シャンク・レーシングで記録してもいる。才能だけでなく、その人柄の素晴らしさで多くのファンを持ち、パドックでも人気、信頼ともに高かった。
ジャスティンの葬儀の場所や日程は未定だが、遺族を支援する基金はインディーカーがすでに設けている。
Wilson Children's Fund, c/o INDYCAR, 4551 W. 16th St., Indianapolis, IN 46222.
ジャスティンの冥福を祈る。
0 件のコメント:
コメントを投稿