ハンター‐レイ、トップタイムをマークしてクラッシュ!Photo:INDYCAR (John Cote) |
昨日のプラクティス3よりさらに涼しく、風も弱いものだが吹き続けるコンディションでファイナル・プラクティスは行われた。
いつものことながら、このセッションは30分間しかない。
そして、その貴重な時間を無駄にするクラッシュ、そしてコース・オフが2件発生した。
ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、セッションが半ばを迎える前から好タイムを連発……していたと思ったら、ターン1外側の縁石に乗った直後にスピンし、イン側のタイヤ・バリアにノーズ側からヒット。リヤのウィング&バンパーも壊してストップした。これがセッション開始から18分頃だった。
マシンの除去とコースの清掃に6分ほどかかって、残り6分プラスでセッション再開。
ところが、今度はジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が最終ターンで飛び出し、ノーズからタイヤ・バリアに一直線……。
これでプラクティスは終ってしまった。アウト・ラップの次の周をみんな走っていた時で、まだ加速しているような段階。走行を再開した意味はほとんどなかった。
これらふたつのアクシデントによって、皮肉なことにハンター-レイがこのセッションのトップとなり、ホウクスワースも3番手となった。間の2番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)。タイムはハンター-レイが1分6秒5160で、エリオは1分6秒8473、Jホウクは1分6秒8559だった。
4、5番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)。
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)はベストが1分7秒45485で16番手だった。「赤旗が2回あったし、タイヤはスロー・パンクチャーを起こしていたしで、1周しかまともに走れなかった。こういうことも起こり得る。仕方が無い。でも、マシンのフィーリングは良かった」と話していた。
PPのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は6番手、ポイント・リーダーのファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)は18番手、ポイント2位のグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は11番手だった。
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