ディクソン、前日からの好調をキープ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
昨日より少し涼しいコンディション下、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がセッション半ばに1分5秒1253をマークし、CART時代に作られたコース・レコード=1分5秒347(1999年と2000年に同タイムが記録されていた)が非公式にだが破られた。予選はレッド・タイヤが投入されるし、今日は雨もなさそう。よほど暑くでもならない限り、今日の午後にコース・レコードが更新されるのは間違いなさそうだ。
2番手は今季2勝(キャリア初勝利含む)のジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)。タイムは1分5秒4833だった。
3番手には2年前にミッド・オハイオでキャリア初優勝を挙げているチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)がセッション終了間際に1分5秒5096を出して飛び込んだ。
4番手は昨日最も安定して早かったセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分5秒5310で、5番手にはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が来た 。タイムは1分5秒5970で、ホンダ勢最速となった。
モントーヤ、7位まで浮上すするも、ペンスキー勢は低迷
6番手には今回好調のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)=1分5秒6107がつけ、昨日はタイムが出ていなかったポイント・リーダーのファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が1分5秒6144で7番手だった。これがチーム・ペンスキーの最上位……という点も含めて意外な結果だった。ウィル・パワーは8番手につけるにとどまり、エリオ・カストロネヴェスは辛うじて1分6秒を切っての19番手。シモン・パジェノーは2周でエンジン周りにトラブル発生。最下位の24番手だった。
佐藤琢磨、13番手に後退するもポジティブ!
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は昨日の2セッションで4、5番手だったが、今日は1分5秒台までタイムを縮めたが、1分5秒8231はトップだったディクソンと0.7022秒差の13番手だった。チームメイトのジャック・ホウクスワースは最後のラップで7番手に食い込んでいたが……。
「みんなが伸びたのに自分たちは伸びしろが小さかったですね。トップとの差が広がったので、レッド・タイヤ装着で差を縮めるためのセッティングを考え出すのも少し大変になりますけど、予選では是非ともいい走りを見せたい」と琢磨はポジティブなコメントをしていた。
琢磨はこのセッションで奇数順位だったので、予選は後で走るグループ2での出走になる。同グループにはディクソン、キンボール、ハンター-レイ、モントーヤといった強豪がいる。チームメイトも同組だ。
以上
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