1分4秒5814!! ミド‐オハイオマイスターと呼ぶにふさわしい堂々たるPP!Photo:INDYCAR (Chris Jopnes) クリックして拡大 |
エアロ・キット装着でのミド‐オハイオでの予選はコースレコード樹立合戦での激しい戦いとなった。そして、昨日のプラクティス2、今朝のプラクティス3で最速だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が、“ミド‐オハイオ・マイスター”らしい堂々たる戦いぶりでポール・ポジション獲得を達成した。
ファイナル・セグメントに進んだ6人は、チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、セバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)、ジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)、そしてエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)だった。
セグメント2トップのキンボールを破ってディクソン通算23回目のPP
惜しくもファイナル進出を逃した面々=セグメント2の7~10位は、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)、ルカ・フィリッピ(CFHレーシング)ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)だった。
ディクソンはセグメント2で1分4秒7780をマーク。これをキンボールが1分4秒7637で上回ったが、ファイナルではディクソンに分があり、ユーズド・レッドで彼は1分4秒5814を出し、ポール獲得を決めた。今シーズン2回目、通算23回目のPPだ。
1999年にダリオ・フランキッティが樹立し、2000年にジル・ド・フェランが同一タイムで並んだレコード=1分5秒347を上回るラップが、今日の予選では11人によって記録された。
「今日もターゲット・カーは速かった。去年の僕は最後尾から優勝した。このコースでは何が起こってもおかしくない。油断はできないんだ。明日は優勝を目指す。チャンピオンシップのことは考えない」とディクソンは話した。
予選2位はパワー。3位はブルデイで、4、5、6位はカストロネヴェス、ニューガーデン、キンボールの順だった。
厳しいグループで第1セグメントを走った琢磨は予選13位
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は予選16位。プラクティス3での成績が13番手だった彼は、予選で思うようにタイムを縮められず、第1セグメントのグループ2で8番手となり、第2セグメントに進めなかった。チームメイトのジャック・ホウクスワースは同じグループで6位となってギリギリでセグメント2に進んだ。
「予選は厳しい方のグループになり、あと少しのところで第2セグメントへ進めませんでした。しかし、決勝に向けてポジティブなことも見つかっています」と
琢磨は話していた。明日、彼はインディーカーでの100戦目を戦う。
以上
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