2年続いた圧縮スケジュールからいよいよ脱却
先頃発表された新ルールで文句を言っちゃいけないことになったインディーカーのレース・カレンダーだが、来シーズンは最近2シーズン続いて来て大不評の圧縮スケジュール(3月末の開幕で8月いっぱいでシーズン終了)から脱却がなされる模様だ。
レイバー・デイ・ウィークエンド(9月の第1週末)にマサチューセッツ州ボストンのダウンタウンで新レースが開催されることはすでに発表がされていたが、今度はフロリダ州セント・ピーターズバーグでの第12回ファイアストン・グラン・プリが3月末から3月半ばに2週末繰り上がり、3月11〜13日に開催されると発表された。例年通りであれば、このレースが開幕戦。つまりはミニマムで3週間も来シーズンは長い期間に渡ることが決定したということだ。セント・ピートより前にレースが組まれれば、さらにシーズンは長くなる。以前のように最終戦の開催時期が10〜11月に戻るということに期待しよう。
ロード・アメリカ復活!一方ミルウォーキー戦は先行き不透明
2016年のレース・カレンダーに関しては、ウィスコンシン州の名門ロードコース=ロード・アメリカが復活することも、ミッド・オハイオでのレースが終了した後に発表があった。2007年にチャンプカー・シリーズがレースを行なって以来、8年間のインターバルの後、あの超高速サーキットでアメリカン・トップ・フォーミュラのレースは行われる。
ロード・アメリカのカレンダー復帰と直接的な関係はないが、同じウィスコンシンのミルウォーキー戦は、来年以降の開催が不透明になっている。マイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・スポーツ・マーケティングがプロモーターを買って出たが、インフィールドを賑やかなお祭り会場のようにした“インディ・フェスト”をもってしても動員観客数の増加は思うように果たせず。レースは必ずオモシロイものになるし、伝統はあるし、ホントに素晴らしいコースなだけに残念。誰かに何とか継続をして欲しいものだ。
個人的にはラグナセカのレースを見てみたいんですが…
返信削除実現は遠そうです(>_<)