また念願がひとつ叶っちゃいました。フランク・ロイド・ライトの名作=フォーリングウォーターに行けるとは! Photo:Masahiko Amano |
アイオワとミッド・オハイオの間に1週末のインターバルあり。去年はお世話になっているオハイオ州の家から南に出向いてバーボン醸造所巡りをしたが、今年は東隣りのペンシルベニア州に出かけることにした。
お目当ては「フランク・ロイド・ライト」。アメリカが産んだ有名な建築家の代表作が、アパラチア山脈の山間に2軒、ミュージアム的に公開されていて、前々から「行きたいなぁ……」と思ってたので。
帝国ホテルの設計をしたフランク・ロイド・ライト。彼は母国アメリカ以外ではなぜだか日本とだけかなり馴染みが深く、このフォーリングウォーターにも「落水荘」って日本名がついてるみたいです Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
フォーリング(落ちる)ウォーター(水)という名のついた家は渓流の岩の上に建っている。家の真下を川が流れちゃっていて、外から見ると、家の中を川が通っているかに見えるデザインで有名。いや、建物全体の完成度というか、盛り込まれた多くのアイディアなどなど、全部で有名な家だ。
インテリアも素敵!ここで紹介できないのが残念
川のせせらぎを聞きながら、ゆったりと過ごせる。アメリカのデパート王が作らせた家だそうで、コンクリートをふんだんに使った三階建ては、裏にゲストハウスも同じ感じで作ってある。
厳密に言うと、川は家の中を流れているんじゃなく、家の下を通っているんですね。川に覆い被さるように家を造ってあるワケで Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
翌日は木がメインとなる“ケンタック・ノブ”に
次の日に訪れたのは、“ケンタック・ノブ”という同じくライトが設計した家。フォーリングウォーターから10マイルぐらい南にあった。
ペンシルベニアは州のほぼ全部がアパラチア山脈の中。幾重にも緑の山々が続く光景にはアメリカの大きさを感じます Photo:Masahiko Amano |
2日目に行った”ケンタック・ノブ”は、" フォーリングウォーター”より断然実用的な3ベッドルームの家。鉄もコンクリートも使っているけれど、木材と石材が前面に出されたデザインで、暖かみに溢れてます。こっちのガイドつきツアーは同じくネットでの前売りで22ドルでした Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
銅板の屋根、木材、重ねた平たい石……いい色使いです。紅葉の時季にも来てみたい。山中で寒いこともあって、こちらの家も中心にデ~ンと暖炉アリ。煙突の大きいが突き出てるでしょ? Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
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