今シーズン、インディー500以来の登場となるウィルソン Photo:INDYCAR (Eric Anderson) |
アンドレッティ・オートスポートが今週末のミルウォーキーからジャスティン・ウィルソンを25号車に起用し、今シーズの残り5レースに出場させることとなった。これでホンダのエントリーはシボレーと並ぶ12台になる。
チーム・オーナーのマイケル・アンドレッティがウィルソンの出場を決めたのは、来シーズンへと繋がることを期待してのことだろう。今年はフル・シーズン・エントリーが3台に減っていた彼らだが、4カー体制を最初に成功させたのはチーム・ペンスキーでもチップ・ガナッシ・レーシングでもなく、アンドレッティ・オートスポートだった。ホンダにとってもキャリア7勝のウィルソンの加入は心強い。
ミルウォーキー初出場はマン、カラム、コレッティ、そしてシャヴェス
デイル・コイン・レーシングはミルウォーキーでもトゥリスタン・ヴォーティエとピッパ・マンを搭乗させることを発表した。チップ・ガナッシ・レーシングの8号車は今回もセイジ・カラム。
マンもカラムもミルウォーキーは初出場。ステファノ・コレッティ(KVレーシング・テクノロジー)、ギャビー・シャヴェス(BHAウィズ・カーブ・アガジェニアン)も同様だ。カラムはインディーライツでの優勝経験アリ。シャヴェスは2回の出場で2回ともトップ4フィニッシュ。マンは2011年のニュー・ハンプシャーがショート・オーバル初出場だったが、プラクティスで思うように走れずに決勝はDNS。コレッティもこれまでのところオーバルへの順応ぶりは決して高くない。
ほぼ1デイ・イベントといえる異例のスケジュールの影響は??
彼らのような経験の少ないドライバーたちにとって、今年のミルウォーキーは厳しいスケジュールを組んでいる。2デイ・イベントだが、土曜日に行われるのは夕方のプラクティス=1時間15分だけ。予選と決勝は日曜の開催で、ほとんど1デイ・イベントのようなスケジュールなのだ。お客さんとすれば、日曜に来るだけで予選も決勝もエンジョイできるのでお得感があるのだけれど、朝に45分間のプラクティス2回目を走ったらもう予選(12時半から)が迎えられ、午後4時35分には250ラップのレースにスタート(!)して行かなくてはならない。
以上
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