AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレス・リリースより
ドライバーが懸命に走らなければならないアイオワ
――アイオワ・スピードウェイについて
佐藤琢磨:アイオワ・スピードウェイは小さく短いコースですが、私は大好きです。幾つかあるスーパー・スピードウェイとは対照的な存在ですが、インディーカーがレースを行うのに適したコースであると言えます。異なるスタイルのレースとなりますが、そこにはすざまじい接近戦など、大いに楽しめる面があり、ドライバーが懸命に走らなければならなコースでもあるのです。
アイオワ・スピードウェイでの我々は本当に一生懸命スロットルをコントロールし、マシンを操り続けなくてはならないのです。私はインディーカーのキャリアの最初のころにアイオワで良い思い出を作っていますが、あまり幸運に恵まれて来ていないコースでもあります。今週末は、そのトレンドを変えたいと思っています。
――新しいエアロ・キット使用でのGフォースの増加について。
佐藤琢磨:確かに、今年はG(重力)の新記録が記録されるかもしれませんね。ポール・ポジションを獲得した年には、確か6Gなんて言うとんでもないGフォースが記録されてました。それでも、あのラップは本当にすごかった。僕自身、とても楽しいと感じられたラップでした。あの後にダウンフォースが小さくされたりで、あんなラップは二度と行えていませんが、今年の新エアロ・パッケージでダウンフォースは増加しているので、ここ数年より明らかなスピード・アップがなされることでしょう。
――増加する体力的要求について。
佐藤琢磨:そうですね、このレースに対して我々ドライバーは十分な準備を整えて臨む必要があると思いますが、今のインディーカーでは、シーズンを通して同じことが言えます。僕らは常に戦うために十分な用意を整えていなくてはなりません。そうした中でも、アイオワがシリーズ中で最も体力的にキツいオーバルであるというのは事実です。それが今年は、更に厳しいものになるということです。
――アイオワで楽しめることは?
佐藤琢磨:あれ? それは今、お話したことですよ。エキサイティングなコース、そしてそのコースで行われるレースこそがアイオワでは一番楽しいと思います。
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