2015年7月29日水曜日

2015 INDYCAR ニュース 7月26日 第1回トニー・スチュワート・クラシック:シャヴェス、初ミジェット・レースで大活躍

1万ドルの賞金ボーナスにも果敢にチャレンジ!
ドライビングのみならずその心意気や良し!
 
 先週末、インディアナポリスのスピードロームでミジェット・レースに挑戦したインディーカー・ドライバーのギャビー・シャヴェスは、初めてのミジェット・レースながらファイナルに11位で進出した。そして、25台が臨んだ決勝、100周のレースが75周で一端ストップするまでにシャヴェスは3位までポジションを上げていた。

 このレース中断、あらかじめ決まっていたというんだから笑える。タイヤ交換もシャシー調整もしていいルールで、しかも、上位陣は最後尾までスタート位置を下げることを受け入れ、そこから優勝した場合には賞金が1万ドルも上乗せされる(!)、というルールがあって、そのために一度レースを止めたのだ。因みに、“素の優勝賞金”は5,000ドルだから、成功したら一挙に3倍ものプライズマネーが手に入る。
 シャヴェスの前を走っていた、つまりは優勝争いをしていた2人は、この“いかにもアメリカンな”オファーを残念なことに拒んだ。そこで、一見サンのシャヴェスは場を盛り上げるためにも……と最後方から追い上げることにした。ボーナス挑戦権を受け入れたのだ。
 残り周回数は25周しかなく、シャヴェスは奮闘及ばず。それでも、5位まで順位を上げてフィニッシュしたというんだから、初レースなのに立派なものだった。
以上

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