エド・カーペンターのリヤ・ウィング。テキサスでのエアロ・ルールにより、DW12の純正メイン・プレーンを使用。エンド・フェンスが今回のパッケージングでは採用されている。 Photo:Masahiko Amano |
バーティカル・ウィッカーを装着しているのはホンダのみ
ジェイムズ・ジェイクスのマシン・フロント部。ノーズ・ピースが終ったところからコクピットの前まで、マシン中央部に装着された浮上がり&横転防止エアロ・ピース(正式名称不明:ウィッカーなどとも呼ばれる形状)。これをシボレーも装備すべき。彼らはマシン後部のエンジン・カバー部も浮上がり防止能力に長けていないのだから。Photo:Masahiko Amano |
佐藤琢磨はプラクティス1でも試した左右非対称ウィングレット仕様でファイナル・プラクティスを走った。マシン右側はスーパー・スピードウェイ用の小型のもの、左側はロードコースでも使われるホイール・ガードを縦方向に伸ばしたようなボックス形状のものを装着している。 Photo:Masahiko Amano |
Photo:Masahiko Amano |
インディーの予選専用サイド・ポッドと、エンド・フェンスなしのリヤ・ウィングというコンビネーションでなければマシンが浮上がる心配はナイということなんだろうが、インディーカーはホンダにもホイール・ガード・カバーの装着という負担を依頼する前に、シボレーにウィッカー装着を強く指示するのがスジだろう。ホンダはエンジン・カバーもスピンしたマシンを浮上がらせないノヴァイ・ウィング・デサインになっている。シボレーのは丸みを持たせたデザイン。そこにも真ん中に1本、浮き上がり防止ピースを装備させるルールとすればいい。
トップ4のシボレー・リヤウイングをチェック
2位のTKは両サイドのウィングレットを装着。勝ったディクシーも同じセッティング Photo:Masahiko Amano |
3位のエリオは左右非対称セッティング=ウィングレットは外側だけ。ペンスキーでは一番ダウンフォース多め Photo:Masahiko Amano |
4位のモントーヤはウィングレットなし(!) パジェノーもパワーも同じセッティングだった。Photo:Masahiko Amano |
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