自身2回目、ペンスキー移籍後初のPP Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
夕方の4時45分、フォンタナでの予選はスタートした。
最初のアタッカーはポイント・リーダーのファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)。
彼がピットロードを離れた時には、まだ日中の暑さが残っていた。気温35℃。路面は53℃もあった。プラクティス2での58℃よりはマシだったが……。
アタックはひとり2周。その合計タイム、あるいは平均スピードでグリッドは決する。
モントーヤの2ラップは217.250mph。これではポール獲得は難しいだろうと思えた。そして彼の次の次、3番目のアタッカーとして走った彼のチームメイト、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が218.952mphを記録した。計測1ラップ目が219.11mph(!) これは速い。そして実際、今日はパジェノーの記録を超える者が現れなかった。
キャリア2回目のポールポジション獲得は、オーバルでの初PP。さらに嬉しいことに、パジェノーに取ってチーム・ペンスキー移籍後初めてポールだ。「僕ら22号車はずっと良いパフォーマンスを発揮し続けて来ている。しかし、望む結果を残せて来ていない。だから、今日のPPはとても嬉しい。彼らのハードワークに報いることが出来たと思う」とパジェノーは語った。
カストロネベス2位でペンスキー1-2
3番手にはホンダ勢最上位のアンドレッティ
予選2位はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。2ラップ平均は218.734mphだった。チーム・ペンスキーがまたしても予選1−2だ。しかし、今日はシボレーの上位グリッド独占もここまでだった。マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が予選3位に食い込んだからだ。「明日は視界良好なグリッドからスタートできる。本当に楽しみだ。3位という予選結果にも喜んでいるが、それよりも決勝用のマシンセッティングが本当に良く仕上がっているところがエキサイティングだ。明日が待ち切れない」とアンドレッティは意気込んでいた。
予選4位はフォンタナを得意とするエド・カーペンター(CFHレーシング)。5位はキャリア・トリプル・クラウンのかかっているモントーヤのものとなった。
チップ・ガナッシ・レーシングはトニー・カナーンが6位、スコット・ディクソンが7位。
その一方で、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が予選8位と今回は今ひとつキレが悪い。プラクティス2回も順位は後方だった。
佐藤琢磨、ホンダ勢2番手となる予選9位に満足
アンドレッティの活躍で目立たなくなってしまったが、佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)も予選9位につける好パフォーマンスを発揮していた。
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以上
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