2015 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R11 MAV TV500 Day1 プラクティス２：「ウィングを寝かしていたのでトップ5のタイムは出ていましたが、この状態じゃまったくレースカーになっていません」

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「イエローで走行時間が大幅にカットされたので
足回りも決まってないまま最終判断もできませんでした」

Jack Amano（以下――）：午後は4番手でした。順調に来ていると見ていいんでしょうか？
佐藤琢磨：順調じゃないですよ。このセッションはイエローが出て走行時間が大幅にカットされてしまったので……ウーン、つまみ食いしかできなかったですね、ちょっとずつしかね。


結局、足周りも決まっていないまま、それの最終的な判断もできなかった。クォリファイ・トリムにマシンを変更するのには時間がかかるので、一度そっちに行ったら、もう二度と戻れない。僕らはまだ足周りが決まっていない状態だったから、もうひとつのBプランで走ろうとしていたんだけれど、イエローが出た。僕らのマシンは上物がクォリファイで、下はアンノウン。ウィングを寝かしていたのでトップ5のタイムは出てたんだけど、この状態じゃまったくレースカーになっていない。予選用のセッティングでも1回ヒヤッとしたから、もう1回試しましたけど……。そういう状態なので、今はちょっと、どうなって行くかわからない。どのコンフィギュレーションでレースは行くのか……というところもほとんどわからない。元に戻さないとダメでしょうね。

――予選も決勝も思うところまでやり切れずに終了してしまった……ということですか？
佐藤琢磨：そう、やれてないんです。

――となると、レース用セッティングは想像力を働かして決めることになりますか？
佐藤琢磨：まぁ、そうですね。大変ですけど、しょうがないですね。

――暑さの中、予選はどのぐらいスピードが今年は出そうですか？

佐藤琢磨：217～218マイルかな？　僕らはプラクティスで216マイルしか出せなかった。そこから2マイル・アップは難しいと思う。でも、隣りのチーム（ペンスキー）は行くでしょうね。
以上