ブリスコー、セッション終盤にトップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
カリフォルニア州フォンタナのオート・クラブ・スピードウェイでのMAV TV500は2デイ・イベント。金曜最初のプラクティスは60分間のルーキーだけによるセッションで始まり、その後に更に45分間、ベテランたちも交えての走行が行なわれた。
このセッションで最速となる33秒1109=平均時速217.451mphをマークしたのはライアン・ブリスコー(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)だった。プラクティス終了間近の時間帯に、ほぼ全車が一斉にコース・インした際に出されたもので、当然トウを利用してのスピードだった。
2番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の217.316mph。3番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)の217.134mph。いずれもセッション終了間際にブリスコーと同様の状況で記録された。
最初のプラクティスではホンダ勢が1、2番手。今週末はこれまでよりも彼らの戦闘力がアップしているのだろうか?
パワー、カーペンターはスロースタート
4番手はチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)の217.016mph。
5番手のトニー・カナーン(ともにチップ・ガナッシ・レーシング)と 6番手のジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)は216mph台。
7、8、9、10番手はカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)、佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)で、彼らは215mph台だった。
トップ10の構成は、シヴォレー6名、ホンダ4名だった。
今回スロー・スタート気味のトップ・ランカーたちはというと、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の14番手=214.440mphと、エド・カーペンター(CFHレーシング)の16番手=214.089mphで16番手が目立っている。そしてもう1人。ホンダ勢でランキング・トップの5番手につけているグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が212.517mphで22番手だった。ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の18番手、さらにはセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)の22番手というのも少々驚きの結果だ。
*エアロ・キット情報
ホンダ勢:ホイール・ガード上のスーパー・スピードウェイ用ウィングレット使用はAJ・フォイト・エンタープライゼスの2人と、レイホール(セッション序盤のみ)。他は全員ストリート&ロード用の1枚エレメントを装着。
シヴォレー勢:ホイール・ガード上のトップ・フリックなしがガナッシの4台とニューガーデン、ステファノ・コレッティの6台。左のみ装着がパワー、モントーヤ、カストロネヴェス、ブルデイ、カーペンターの5台。パジェノー1台だけが右のみに装着。
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