Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
ベテラン勢、頑張りますねぇ。トロントでの2日目午前のプラクティス=45分間ではエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)がトップ・タイムをマークした。昨日のプラクティス1で最速だったファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)も、今日も好調で2番手につけてみせた。
気温は19℃と大きく変わらないものの、路面は最終的に31℃まで上昇。トップ・グループのラップ・タイムは、カストロメヴェスが59秒6424 、モントーヤが59秒8320と1分を切って来た。ジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)は昨日に続いて3番手につけた。彼もまた59秒9874を記録していた。
ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は1分00秒0727で4番手。順位は昨日より上になったが、トップとの差は昨日の0.2313秒に対して、今日は0.3608秒。
5番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分00秒0727。ガナッシ勢もジリジリ上昇機運か。トップとは0.4303秒差だった。
昨日は2番手につけていたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だが、今回は6番手。
この中から予選ファイナルに進めるのは誰か。
レイホール、またしてもホンダトップ
7番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。タイムは1分00秒2920で、6番手だったパジェノーとの差は0.0775秒しかなかったが、今日も彼がホンダ勢のトップ、つまりはシボレーがトップ6。状況はなかなか変わらない。今回プラクティスが雨で1回減ってしまったが、それはエアロ・セッティングに時間をかけたいホンダ勢によりマイナスに作用していると思われる。
8、9、10番手につけたのはセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分00秒3196、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分00秒3617、ルカ・フィリッピ(CFHレーシング)=1分00秒3648。彼らにも予選ファイナルに進める可能性は十分にある。今回も予選はかなりの激戦となることが期待できる。有力チームのひとつが全然パフォームできていなのに(後述)、である。
佐藤琢磨は15番手。トップとの差は約1秒
昨日と同様にホンダ勢2番手にはジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が来た。ベスト・ラップは1分00秒5202。ひとつ上のポジションだったフィリッピにも少し離されており、ファイナル進出は難しいかも。レッド・タイヤをアドバンテージに換えるセッティング&ドライビングが必要。
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、1分00秒6538で15番手。トップとの差は1秒0114と昨日より広がっていた。もちろん予選での目標はファイナル進出に置いているはずの琢磨だが……。レッド装着でのパフォーマンス・アップで形勢逆転が期待される。
後方に埋もれるAA勢。決勝ウェットを期待か?
アンドレッティ・オートスポートは今日も苦しんでいる。カルロス・ムニョスの14番手がベストで、マルコ・アンドレッティは17番手。ストリートは得意のはずのライアン・ハンター-レイが19番手と後方に埋もれている。こうなるとデトロイト同様、トロントのレースも雨になることを今から期待しているかも……。
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