2015年5月31日日曜日

2015 INDYCARレポート R7・8 シボレー・デュアル・イン・デトロイト Day2 プラクティス2:ルカ・フィリッピが最速で、トップ5にシボレー

Photo:INDYCAR(Bret Kelley) クリックして拡大
天候:快晴
気温:24〜26°C


セッション中盤で赤旗!この時点でAJ・フォイトが1-2!!

 今週2回目のプラクティスは30分間。その折り返し点あたりでセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)が1分17秒4201のベストを出して4番手にポンッと上がった。しかし、その直後のラップで彼はタイヤ・ウォールに突っ込み、赤旗が出された。
 この時点ではジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が1分16秒9737でトップ。2番手は佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)の1分17秒33347とフォイト・チームの1-2だった。3番手にはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がつけており、ホンダの1-2-3となっていた。4番手がクラッシュしたブルデイで、5番手はルカ・フィリッピ(CFHレーシング)だった。

セッション再開後、ルカ・フィリッピが逆転でトップタイムをマーク 
 コース清掃が終ってセッション後半戦にグリーン・フラッグが振られると、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)が1分16秒9394を出してホウクスワースをトップから押し出し、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が2番手へとジャンプ・アップしてきた。
 この後、カストロネヴェスはセッション・ベストを自ら更新してトップを確定させたかに見えたが、フィリッピが最後のラップで1分16秒7466をマークしてトップとなった。
 カストロネヴェスは2番手に下がり、3番手にはフィリッピ同様に最後の最後でタイムを縮めてきたトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)が食い込んだ。


佐藤琢磨は最終的に10番手。PPのパワーは7番手に
 ポイント・リーダーのファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が1分16秒8634で4番手。ほんの数分前まで2番手だったパジェノーは5番手となり、セッション半ばにトップだったホウクスワースはタイム更新がなかったことで6番手まで下がった。琢磨はセッション終盤に1分17秒2912のベストを出したが、10番手。フォイト・ドライバー2人の間にはポール・シッターのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の3人が入り、7、8、9番手となった。琢磨の後ろには予選13位のレイホール、予選10位のジェイムズ・ジェイクス(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が続いた。

好転の兆しを見せるAA勢
ディクソン、ニューガーデンはタイム出ず

 ハンター-レイとアンドレッティがトップ10入りしている通り、アンドレッティ・オートスポートはマシンが幾分良くなったようだった。カルロス・ムニョスも13番手まで巻き返して来ている。ハンター-レイは予選16位、ムニョスは予選20位と昨日の彼らは惨憺たる成績だったが、今日のレース1決勝、さらには明日のレース2用の予選、そして決勝では競争力アップが期待できそうだ。
 スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は10周しかせずにブービー賞の22番手。ジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)もチームメイトがトップだったというのに20番手と順位が良くなかった
以上

0 件のコメント:

コメントを投稿