プラクティス3で11番手。ホンダ勢としてはレイホールに次ぐポジションに Photo:INDYCAR(Chris Owens) |
Jack Amano(以下――):収穫あるセッションとできましたか?
佐藤琢磨:最後にニュー・タイヤでタイムを縮められかった。成果は少しありました。昨日も言った通り、もうマシンは良いところに入って来ちゃってるから大きなジャンプはありません。実際にありませんでしたよね? それでも、少しセッティングをマッサージしてあげて、ひとつずつというか、良いところを伸ばして行きつつ、もうちょっと……という課題が残っていたところを克服できるように、というものにトライしていました。少しずつセットアップを変えて行ったんですが、その方向性は悪くなかったと思います。
「少しづつ上がっていった路面温度に合わ込みきれなかった」
――満足度は?
佐藤琢磨:全体的にもう少しスピードが欲しいですね。
――セッションの最後、ニュー・タイヤを入れた時には、タイムが良くなることを期待していたと思うんですが、そうならかった事情というのは、トラフィックとかも影響してましたか?
佐藤琢磨:確かに前に1台いましたが、それはペンスキーだったので離れて行くだけでしたね。そ
れよりも、やっぱりすごい難しいんですね、マシン・バランスをピン・ポイントでコンディションにマッチさせて行くのが。すごい狭いところにマシンを置いておく必要があるんですけど、路面の温度はセッションの最中に少しずつだけれど上がって行ってた。それによってバランスが少しずつズレて行ったのに対して、自分たちは最後、合わせ込み切れてなかったかな? そのほんのちょっとしたところでニュー・タイヤであってもタイムが伸びなかった。
――本当にデリケートなところでの戦いになっているんですね。
佐藤琢磨:はい、すごくいデリケートですね。
――予選はレッド・タイヤでの戦い、頑張ってください。
0 件のコメント:
コメントを投稿