2015年5月8日金曜日

2015 INDYCARレポート R5 グランプリ・オブ・インディアナポリス Day1 プラクティス1:最速はブルデイ!佐藤琢磨はハンドリング好調で6番手

Photo:INDYCAR(Bret Kelley)
5月6日 プラクティス1
天候:快晴
気温:26.7〜31℃

 最初のプラクティス、トップ3はブルディ、パワー、ディクソン
 午前11時から午後1時まで。最初のプラクティス・セッションは2時間という長さ。
 快晴下、ドライ・コンディションでの走行ではセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)が1分10秒9378でトップだった。

 去年の最初のプラクティスでもトップ・タイムをマークしたのはブルデイだった。それも1分10秒5150と今年より速かった。去年の予選はウェット・コンディションだったので、今日のベストよりずっと遅いラップ・タイムでセバスチャン・サーヴェドラ(KV/AFSレーシング)がポールポジションを獲得。ということで、去年記録された最速ラップはプラクティス2セッション目でスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)による1分10秒4654だった。今日は暑さがスピード・アップに歯止めをかけていたのかもしれない。
 2番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=1分11秒0351(トップから0秒0973差)、3番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分11秒0450(0秒1072差)。
 4番手にはサーヴェドラが来た(!) 去年のポール・シッターとしての面目躍如。しかし、ターン1でクラッシュ。その後、マシン修復がなって走行再開。

「最初からハンドリングはよかった」と語る佐藤琢磨、6番手タイムをマーク
 5番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。またもシェビーが速い。
 しかし、6番手に佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が食い込んだ。セッション終盤にニュー・タイヤを装着して12番手から6ポジションのジャンプ・アップを果たした。ラップ・タイムはトップと0.2035秒差の1分11秒1413だった。
 7番手はファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)、8番手はホンダの2番手でもあるグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、9番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)で、10番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。
 「最初からマシンのハンドリングは良かった。去年ここでジャック・ホウクスワースは速かった。予選2位でレースをリードした。今年はエアロ・キットが導入されているけれど、ジャックの去年のフィーリングなどもセッティングを決める際に取り入れた。最後はフレッシュ・タイヤだったけれど、ユーズドでもトップ10に入れるぐらいのタイムをコンスタントに出せていた」と琢磨は納得顔で語っていた。
以上

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