一夜明け、予選通過ドライバーが記念撮影 Photo:INDYCAR(Jim Haines) クリックして拡大 |
ジェイムズ・ヒンチクリフがクラッシュで決勝出場の危機
Photo:INDYCAR (Forrest Mellott) |
ヒンチクリフはインディーカーの発表によると左大腿部を損傷しており、すでに手術を二度受けているという。大腿骨などに亀裂骨折があった模様で、決勝出場が難しくなった。
インディー・ライツのプラクティスが挟まれたのは、ヒンチクリフのアクシデントで壊れたパーツが、他のチームでも使われているため、当該パーツの安全確認を全チームに要請したためだったようだ。そして、インディ500用のプラクティスは午後4時15分に再開され、6時まで行われた。
チップ・ガナッシが1-2位、シボレーがトップ3を独占
ホンダ最上位は4番手となった初登場のデイヴィソン!
このセッショントップに立ったカラム Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
2番手はディクソンの226.542mphでガナッシの1−2。3番手にはJR・ヒルデブランド(CFHレーシング)が続いた。今日はシヴォレーが1−2−3。
ヴォーティエの仕上げたマシンを受けついたデイヴィソンがホンダ最速タイム! Photo:INDYCAR(Jim Haines) |
5番手以下は、カナーン、パジェノー、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)、ジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)。今日もシボレー勢が優勢。トップ10はシボレー7台、ホンダ3台だった。また、10番手だったホウクスワースは今日積んだばかりのエンジンがトラブルを出したようだった。
佐藤琢磨、入念にトラフィックテスト
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は12番手だった。44周を走り、ベストは5周目の224.483mph。ベストを出した後はトラフィック内でのハンドリングやタイヤの消耗、搭載燃料の変化によるバランスの変化などをチェックした。
「待望のトラフィック・テストをたっぷりやれました。とても収穫の多い1日でした。昨日の予選は失敗でしたが、そこから完全に立ち直って、決勝に向けた良い準備ができたと思います。ここまで来て急な路線変更とかも必要はなく、いい感じで来れていると思います」と琢磨は充実感を手にしている表情で語った。
今日は32台が走行。走らなかったのは18号車だけだった。
以上
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