Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下――):今日の予選が決勝用ブーストと決勝用エアロでの戦いになった。それはレースに何か役立ちますか?
佐藤琢磨:いえ、特にはないと思います.今日の予選、結局僕らはマシンを合わせ込めなかった。逆にアンドレッティ・オートスポートはそれができていた。今日のサプライズ的なものとして、彼らの見せたパフォーマンスがあったと思います。
マルコとか、こっちで2回ギヤを落として、あっちで上げてって加速してった。4速から6速まで使っていた。アレは風を見て、ギヤ・シフトをする方が良いって判断したワケだから賢いですよね。ウチらは風を見て、トップ・ギヤはこれぐらいかな……で終っていたから。アンドレッティ・オートスポートは、コンディションがどうなるかわからないので、ギヤ・シフトが可能なギヤを元々組み込んでいたのかも、ギヤ・シフトをするつもりが無かったとしても。それが予選が進む中で様子を見ていて、エンジニアがシフトするよう指示したんでしょう。それをジャスティン・ウィルソンが最初にやったんでしょう。ライアン・ハンター-レイの時はシフトしてなかった。彼のデータを見て、ダメだこりゃってなって、それでジャスティンにやらせたんでしょ。そしたら良かったので他のトライバーも同じように走らせた。マルコは一番役得が大きかったですね。我々の場合は、僕が最初に出てったんだけど、それを他のトライバーたちのアタックに活かせなかった。一番最後に順番の回って来た48号車はギヤ・シフトをしました。そして、最後の列を決める予選にも出場することとなったジャック(・ホウクスワース)はギヤ・シフトして走った……でも、そんなにインプレッシブなスピードじゃなかったよね(223.738mph)。8列目にしか入れない。ギヤ使っても、使わなかった僕と1列しか変わらない。
――前から3列目に入れる戦いになりそうだったんですが……。
佐藤琢磨:大丈夫です、決勝は。
――9列目アウト側グリッドからのスタートになりますね?
佐藤琢磨:トゥリスタン・ヴォーティエ(デイル・コイン・レーシング)のクルマは後ろに行くんでしょ、トライバー交代で? でも、変わらないか……9列目のままで。
――ひとつ前進すると真ん中になりますが?
佐藤琢磨::それは良くないな。端がいい。囲まれるのはイヤだな。タービュランスに揉まれますね、スタートは。でも、まだ明日プラクティスがもう1回あるのでね、決勝用のクルマを仕上げればいいんですよね。
――去年も一昨年も後方からのスタート(18番手、23番手)ながら上位での戦いに加わって行けてましたよ。
佐藤琢磨:そうですよね。今年もそうなりますよ。
――:では明日、そして決勝も期待しています。
以上
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