2日目の最速はカストロネヴェス。227mph台半ばを突破! Photo:INDYCAR(Jim Haines) クリックして拡大 |
昨日はチップ・ガナッシ・レーシングの1-2-3で、今日はチーム・ペンスキーが1-2だった。
最速はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の227.514mphで、2番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)の227.382mphだった。
今日は34台が走行した。
多くのチームがトラフィック・テストを積極的に行っているシーンも見られた反面、単独での走行時間を確保してベース・セッティングの確認を行う姿もあった。多くのチームが走るタイミング、コースが空くタイミングがある。各チームはそれを見極め、自分たちの組み立てたプログラムを着々と進めて行く必要があるのだ。
ウィルソンがホンダ最上位の4番手!しかし、ジェイクスのエンジンブローでホンダ勢に不安要素も……
3番手には昨日2番手だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=226.769mphが来た。そして、4番手はホンダのエンジン&エアロを使うジャスティン・ウィルソン(アンドレッティ・オートスポート)=226.688mphだった。
今日も風が強く、気温は昨日より低いコンディション。雨による中断はなかったが、最後はウィルソンのホンダ・エンジンがメイン・ストレートでブロー。そのままチェッカード・フラッグとなった。
ジェイクスのニュー・エンジン、グレアム・レイホール・スペシャルがブロー Photo:INDYCAR(Joe Skibinski) |
ウィルソンのエンジンはもう規定のマイレッジに到達間近だったという。しかし、心配なのは今日起きたジェイムズ・ジェイクスのエンジン・トラブルだ。こちらは新しいエンジンだったのだ。第2スペックと呼ぶほどの違いがあるかは、開幕時のエンジンから一歩進んだバージョンであることは間違いない。
5番手はインディー500のみスポット参戦のタウンゼント・ベル(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)=226.519mph(シボレー)で、6、7、8番手にもシボレー勢が続いた。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)、JR・ヒルデブランド(CFHレーシング)の順だった。
ペンスキー勢の4人目、ファン・パブロ・モントーヤは20番手と目立たない位置で終った。
精力的に走りこむアンドレッティ・オートスポート
今日は正午から6時まで雨ナシだったため、周回数は多かった。カストロネヴェスとモントーヤは73周、パジェノーは123周、パワーは87周を走行。
アンドレッティとムニョスがこの日の9,10番手につける Photo:INDYCAR(Jim Haines) クリックして拡大 |
CFHレーシングも積極的に走り込んでいた。ジョセフ・ニューガーデンが162周でマルコと並び最多タイ。エド・カーペンターが138周、ヒルデブランドが89周をこなしていた。ホンダ勢2、3番手は9、10番手につけたアンドレッティとカルロス・ムニョス(ともにアンドレッティ・オートスポート)。
佐藤琢磨、ハッピー・アワーで走れず、今日は14番手にとどまる
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は14番手だった。4時夕方に走る計画が、少し準備に時間がかかって走れなかったためだ。10番手だったムニョスとの間にはカーペンター、ニューガーデン、チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)がいた。
夕方の4時前に225.342mphを出した琢磨は一度マシンをガレージに戻し、新セッティングで“ハッピー・アワー”(夕方5~6時)を走るつもりだった。そこで走れていれば、もっと上位に来るスピードを記録できていた可能性が高い。トラフィックでの走行を目的としていたからだ。しかし、エンジン関連のセンサーにトラブル発生。ハッピー・アワーの走行はナシとなってしまったのだった。
Photo:INDYCAR(Mike Harding) |
今日、ジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は25周を走って222.448mphがベスト=29番手だった。そして、第三のチームメイト=アレックス・タグリアーニ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は3周のみだが走行。マシンのシェイクダウンを終らせたが、丸一日の遅れが出ていると言っていい状況で、ポジションは34位=最下位だった。
以上
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