2015年5月22日金曜日

2015 INDYCARレポート 第99回インディー500 5月22日 カーブ・デイ:カルロス・ウェルタスの出走不許可に

予選18番手につけて、ここまで順調な仕上がりを見せていたウェルタスだったが、無念のドクターストップ。右はムニョス
Photo:INDYCAR(Joe Skibinski) 
耳の病気が発覚してドクター・ストップ

 デイル・コイン・レーシングの18号車で第99回インディー500に出場するはずだったコロンビア出身のカルロス・ウェルタス(24歳)だが、健康上の理由で今日のファイナル・プラクティスからの走行が許されないこととなった。
 インディーカーの医療コンサルタントであるテリー・トラメル医師によるとウェルタスは耳の中に問題があり、更なる診察で症状の良化が見られない限りインディーカーのドライヴは認められない。
 ウェルタスは6列目アウト側グリッドからスタートするはずだったが、ドライバー交代により18号車のグリッドは最後尾まで下げられる。昨日までに5号車、19号車のドライバー交代があったが、インディー500前のポイント・スタンディングにより、グリッド最後列はイン側=31番グリッドが5号車(ライアン・ブリスコー)、中央が18号車(噂ではトゥリスタン・ヴォーティエがヨーロッパのレース出場をキャンセルして出場)、アウト側が19号車(ジェイムズ・デイヴィソン)となる。
 予選でなかなかのパフォーマンスを見せていたデイル・コイン・レーシングだが、最後列3グリッドのうちの2グリッドが彼らのものと変わった。日曜日の予選修了時点ではKVレーシング・テクノロジー及びKVSHレーシングが最後尾3グリッドのうちの2グリッドにいたが、彼らは10列目へと繰り上がった。
以上

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