決勝に向け順調な仕上がりを見せる佐藤琢磨 Photo:INDYCAR(Forrst Mellott) |
1時間のみのファイナル・プラクティス、トップは予選2位だったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。スピードは229.020mphも出ていた。大きなトウをもらった結果だった。
2番手はポール・シッターのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。スピードは228.585mph。パワーは46周、ディクソンは44周をこのセッションで走った。
3番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)で、4番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。トップ4はガナッシとペンスキーのドライバーたちが交互に並んだ。そして、この4人はそのまま予選のトップ4でもあった。予選4位だったカナーンのべストは228.490mphで、予選3位だったパジェノーは228.458mphをマークした。
佐藤琢磨、トラフィックでのハンドリングチェックも順調に終了
5番手は佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)。228.242mphで今月初めてホンダ勢トップとなった。琢磨は38周を走ったが、そのうちの33周目にベストを記録。トラフィックの中でのハンドリング・チェックはほぼ予定していたとおりに行えていた。
アクシデント・ゼロでセッションは終了。33人のドライバーたちが1195周をこなした。
デイル・コインの18号車にはトリスタン・ヴォーティエが
なお、今日のこのファイナル・プラクティスでデイル・コイン・レーシングの18号車にはトゥリスタン・ヴォーティエが搭乗した。既報の通り、カルロル・ウェルタスが出場できなくなったためだ。今年の予選を経験している彼は今日のプラクティスで18番手につける225.687mphのベストを記録した。
昨日21周して220.130mphがベストだった5号車のピンチ・ヒッター=ライアン・ブリスコー(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は、今日は38周をこなし、224.005mphのベストを出していた。今日のスピード・ランキングでは30番手だった。
今日の走行で気になったのはアンドレッティ・オートスポートの低迷ぶり。5人全員が20番手以下だった。
また、今日は新カラーリングも登場していた。ジャスティン・ウィルソン(アンドレッティ・オートスポート)はローリング・ストーンズのコンサート告知カラー=黒/赤。ジェイムズ・デイヴィソンはエメラルド・グリーンとブルーなど。
以上
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