プラクティス2でパワーが周囲を圧倒! Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
45分間のプラクティス2、曇り空の下、しかし気温と路面温度はプラクティス1より若干高くなっていた。
このセッションでトップ・タイムをマークしたのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。セッティングにはかなり自信があったようで、ユーズド・タイヤで走行した後にピットに戻ると、フレッシュ・タイヤに履き替えてコース・インするタイミングを見計らっていた。そして、フレッシュ・タイヤで走り出すと2ラップ目には1分7秒7256を出してプラクティス1最速だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)のベストを破ってトップに。パワーは次のラップが1分7秒7909、その次が2ラップ前の自己ベストに肉薄する1分7秒7267を1分7秒7台を3連発してピットに戻った。
さらに、セッション終了間際にもう一度アタックしたパワーはベストを1分7秒2913にまで縮めてみせた。
トップ6をシボレーが独占!ホンダ勢はエアロ・キットのセッティングで後れ
2番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の1分7秒5602。3番手はディクソンで1分7秒5999だった。
4番手はシモン・パジェノー=1分76155秒で、5番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分7秒7337、6番手はジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)=1分7秒9486で、ここまでが全員シボレー。ホンダのトップはジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モ
ータースポーツ)の7番手で、彼の1分8秒0058はパワーより0.7145秒遅かった。ホンダ勢の苦戦はエアロ・キットのセッティングに原因があるようだ。これまでの3レースより空力の重要性が高いコースで、セッティングのファイン・チューニングを行なうことができておらず、トップ15に3人しか入ることができていなかった。
佐藤琢磨、自己ベストを更新するも17番手に後退
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)も大苦戦に陥っている1人で、最終ラップにフレッシュ・タイヤ装着で1分8秒6928へと今週の自己ベストを更新したが、ポジションは17番手だった。チームメイトのジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がその後ろの18番手とプラクティス1より状況は厳しくなっている。
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