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大きなリードを持って走っていたレース終盤、インディーカー未勝利のジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)は何を考えてたのだろうか?
「ものすごくナーバスになってた。表現し切れないぐらい。通常のレースではナーバスになんてまるでならないけど、勝つのは本当に久しぶりだったし、勝つためにとても長いこと頑張って来てたから、今、自分が勝とうとしているって状況が信じられなかった」。
レース後の会見でニューガーデンは語った。
初優勝をついに達成した彼は、その直後に持った感想を聞かれると、
「子供の頃からの夢がついに叶った。もっと感激して、しゃべれなくなっちゃうぐらいかと考えてた。実際、ことばは出にくくなってるけど、それはアドレナリンが出過ぎちゃってるからだとも思う。初勝利までにはとても長い時間がかかった。言葉もない。今、とにかくチームのために、勝てた事を嬉しく感じている。1勝だけでは誰も満足しない。もっと勝ちたい。このチームとともに勝利を重ねられることを願う」と答えた。
「いつか勝てる日が来ると信じていた。このチームはとても良いチームだから」
去年あたりからスピードに安定感が備わって来ていた。しかし、勝てそうで勝てない日々が続いてもいた。勝利ナシでインディーカーにシートを確保し続けるのは難しい。不安はなかったんだろうか?
Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
「ウィンク・ハートマン、サラ・フィッシャー、リバ・ハートマン、アンディ・オゥガーラ……そして今はエド・カーペンターも一緒のグループだ。彼らのおかげで僕はインディーカー・ドライバーになれた。近ごろはプロのドライバーになるのも大変だが、彼らが僕を支えてくれている。シボレー・エンジンも素晴らしい。今日の僕らは驚くべき燃費をハイ・ペースで走りながら実現できていた。最初から全開で、ひとつでも前のポジションへというシンプルな戦い方になっていた。そう戦うことが状況的に許されてもいた。チームがマシンを最高のものに仕立て上げてくれたので、僕としては楽なレースだった」ともニューガーデンは語った。
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サラ・フィッシャーはチームを発足させて4年目にエド・カーペンターにチームとドライバー両方の初優勝を達成させた。その後、エド・カーペンターは自らのチームを設立し、最初の年に1勝し、3年目にはさらに3勝をプラスした。カーペンターは過去2年のインディー500ポール・ウィナーでもある。
これらの2チームがオフの間に合併。一緒に戦い始めて4戦目にして早くも優勝した。2チームが1チームになり、トータル勝利数はすぐに「5」に伸ばされた。今シーズン、あと何回勝てるか?
以上
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