2015年4月19日日曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R3 トヨタ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチ Day2 プラクティス3:「昨日2台で同じことをトライして、ちょっと良くなかったんで、今日は思いっきりシフトさせてみました。ラップ・タイムはもうちょっと縮まると思ってました」

Photo:INDYCAR (Chris Owens)
「予選はレッドタイヤにどれだけ合わせたセッティングにできるかが勝負」
Jack Amano(以下――):何かが得られたプラクティスになりましたか?

佐藤琢磨:そうですね、少しポジティブな側面が見えて来てました。昨日から結構大きくセットアップを変えてみた結果、フィーリングが大きく変わりました。しかし、タイム的にはゲインが考えていたよりも大きくはならなかった。そこはもう一度データを見直さないといけないですね。
――フィーリングは良い方向に変わったんですね?

佐藤琢磨:はい。ちょっと良くなってました。
――今朝は涼しいコンディションで、昨日の午後以上にタイムを出し易いコンディションになっていたと見えていましたが?

佐藤琢磨:そうでした。それもあってラップ・タイムが着実に上がって来ている感じです。

――そちらとの兼ね合いを考えると、進歩の度合いはどうだったんでしょう?
佐藤琢磨:まぁ、あとは予選ですからね。レッド・タイヤにどれだけ合わせたセッティングにできるかが勝負になります。決勝用のマシンに関してだと、もうちょっと今よりもバランスをまとめ上げることができればラップ・タイムは縮められると思うんですよ。前の方にはちょっと届かないかも知れないけど……。

「セッティングの方向性が2台で全然違っています」
――このセッション、チームメイトのジャック・ホウクスワースは違うセッティングで走っていたんですか?
佐藤琢磨:全然違うことをやってました。

――最後の最後で彼は好タイムを出して順位を上げていましたが?
佐藤琢磨:最後にニュー・タイヤで上がったみたいでした。彼の話も聞いてみたいかな? ただ、今はセッティングの方向性が2台で余りにも違うので、ここから戻すっていうのは、ちょっとやるかどうかわからない。

――今回は2台が違ったセッティングで進んでってるんですか。
佐藤琢磨:そうなんです。お互いのセッティングを試してみたんだけれど、どうもシックリ来なかったんですよ。幾つか共有している部分もあるんですけどね。昨日2台で同じことをトライしてみて、ちょっと良くなかったんで、今日は思いっきりシフトさせてみました。それで様子を見たんですが、ラップ・タイムはもうちょっと縮まると思ってました。

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