Photo:Masahiko Amano |
ロードコースのブレーキはピット時に冷却されるのが2012年からインディーカーでは常識になってます。その冷却に最初に採用されたのは、いかにもアメリカな“ブロワー”ってツールでした。
掃除機の逆に空気をブワーッと吐き出し、落ち葉とかを吹き飛ばしちゃうアレです。フォイトなど、ソレを今も使ってるチームは結構あります。
しかし、自分の敷地から他へ飛んでっちゃったらオッケー……って、いったいどういうメンタリティなんでしょうね?吹き飛ばしたのをちゃんと集めて処理……してるとか、あんまり見ませんよ。
ブロワーじゃカッコ悪いだろ! と、ペンスキーが作り出したのが、キャリパー部にひっかける専用ツール。小さな電動ファンを2個使って実にコンパクトに製作しました。この辺りはサスガです。
ペンスキー流だと各ホイール用に、つまり4個が1台あたりに必要。そこで……なのか、KVSHレーシングは少し大きめのファンを2個採用、ノーズに載っけて2輪をひとつのツールで冷やす方式に辿り着いた。あんまり美しくはないけれど、家庭用ブロワーよりはスマートか?ダクトの色とか、固定とかにもう少し必配慮があれば良いものになる気がします。
結局、小型ファンx2を各ホイールに……というペンスキー流が一番プロっぽい。アンドレッティやガナッシがどんなもの使ってるか、まだチェックしてません。
以上
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