2015年4月13日月曜日

2015 INDYCARレポート R2 インディー・グランプリ・オブ・ルイジアナ Race Day:今週のマシン・カラーリングほか……VOL.2

Photo:INDYCAR (Chris Owens)
9:スコット・ディクソンは 水の濾過器のBRITA(ブリタ)がメイン・フィーチャーの爽やかな青/白ツー・トーン。今年からターゲット号は1台だけなので(8号車でも同じようなコトやってますけど)、「9号車はスペシャル・カラーリングだと不運」とか縁起を担いではいられなくなったワケね。










Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
  グレアム・レイホール車はD-Aという潤滑油メーカーがメイン・スポンサーの黄色系。大胆なロゴの載っけ方など、なかなかに鮮やかでヨイと思います。
 RLLはフル・シーズンのスポンサーが獲得できてない中、イベント毎の切り売りで営業部門が大健闘中。開幕戦で新チーム・カラーのオレンジ&ブルーにチームの共同オーナーであるマイク・ラニガンの会社=マイ・ジャックのロゴをメインで貼っていたRLL。今回はD−Aバージョン。短期間でカラーリングを全面変更して来た。ロング・ビーチとアラバマはどうなるのか? インディーでの2イベントではステーキ&シェイク・カラーになるコト、先月の25日頃に発表された際に紹介しましたよね? しかし、ここまで毎レースでスポンサーが違うとカラーリングの手間が大変と思う。フロント・ウィングとかのスペア・パーツがおおいに不足している現状にどうやって対応してるんだろう??










Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
 11:セバスチャン・ブルデイは今週は電子タバコのMISTICがスポンサー。白/緑のメントールっぽいカラーリング。開幕戦はダイエット・サプリメントのハイドロキシー・カットでしたね、トニー・カナーンがインディー500で勝った時よりカラーリング・デザイン、随分と良くなってると思う。

14, 41:AJ・フォイト・エンタープライゼスは、F1チームの如く2台が同カラー。ここまで似てるケースって今のインディーカーじゃ他にない……と思ったら、ありましたね、スポンサーのほとんどいない今年のデイル・コイン・レーシングの2台がソックリの白/青ペイント・ジョブ。


Photo:INDYCAR (Bret Kelley)

 フォイト・チームのマシン識別法は、エンジン・カウル・トップにマウントされてるカメラとリヤ・ビュー・ミラーが琢磨は青でホウクスワースは白。フロント・ウィングのフラップは琢磨が青/赤の2色使いで、ホウクスワースは白のみ。
 そんな彼らのフロント・ウィング・アッセンブリー、スペアの2個目が昨日、パドックのガレージで組み上げられてました。ペイントはまだだったけど(実はアレ、カッティング・シートを貼ってあります、塗料を塗ってるんじゃなく)。幕戦は2台に1個(直前のテストでジャック・

Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
  ホウクスワースが壊したため)だけだったから、先にアクシデントに遭ったジャックがウィングを使い、琢磨はDCRのを借用となってたけれど、今週は2台それぞれにスペアが1個ずつある状況でレースができそう。ホンダのロード用フロント・ウィングの生産キャパは、2週間で6個。だというのに開幕戦と、その直前のテストを含めると、それを上回る数が破損されていた。エアロ・キットは200個ものパーツで構成されているので、ホンダはアメリカのアチコチの16社に振り分けて発注、フル稼働で作ってもらってるそうです。

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