2015年4月7日火曜日

2015 INDYCAR ニュース 4月7日:開幕戦のシボレーエンジンにペナルティ

重大なトラブル発見か?
レース後のエンジン修理がペナルティの対象に


 4月6日、インディーカーは開幕戦ファイアストン・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグで128ポイントを稼いだシボレーに対し、220点剥奪のペナルティを課すことを発表した。ただし、これはシボレーが開幕戦でルール不適合のエンジンを使用したためではなく、供給する12台のエンジンのうち、11台に対して彼らがレース後に修理(もしくは部品交換)を行うことを決め、それがペナルティの対象になるということだ。
開幕戦終了時のマニュファクチャラーズポイントはマイナス92点に
 セント・ピーターズバーグではシボレーもホンダも今シーズンの10,000マイルをカバーする4基のエンジンのうちの最初の1基を使用していた。シボレー陣営は圧勝を収めたが、レース後に重大なトラブルを発見した模様で、第2戦に向けて修理、もしくは重要部品の交換に踏み切る決断を下した。それはインディーカーによって承認されたのだが、ルール10.6.4.4によって規定される「"小さくない”エンジンの修理はマイナス20点」に触れるため、シボレーは大きな減点をされるのだ。

 これでシボレーは開幕戦終了時点でのマニュファクチャラー・ポイントがマイナス92点になってしまった。対するホンダはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)による7位がベスト・フィニッシュで、開幕戦では70点を獲得していた。両社の差=162点で第2戦は迎えることになる。

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