カーナンバー1のパワーが今季初のプラクティスでトップ Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大 |
雷雨という天気予報、見事に外れました。スミマセン、アレコレ天気に関する誤った情報を昨日から流してしまって……。
でも、そういう予報が出されてたんです。私が泊まっているダウンタウンの小さなホテルのオーナーも、「今日は昼前から雨になるね」って今朝会ったら言ってました。
せっかくたくさんの走行時間が用意されてるのに、それがパーになっちゃうんじゃもったいない。雨の予報がずっと出されてんで、少々腹立たしく感じてました。ところが、驚いたことに予報は完全に外れちゃった。出戻りのレース・ディレクターも心を入れ替え、近頃は行儀良くしてるんでしょう。それは歓迎すべきコトです。
ということで、2015年ヴェライゾン・インディーカー・シリーズは今日の午後12時30分に公式にスタートしました。最初のプラクティスは1時間15分。予定どおりに始まったばかりか、路面はずっとドライ・コンディションが保たれました。セッション終了直後にパラパラと雨は落ちて来ましたが、その後もザーッと降り出すことはありませんでした。これを書いている午後2時半過ぎでも雨はまだ雨は本格的に降って来てないんです。
ウィル・パワー、タイヤ3セットを投入してトップタイムをマーク
このセッションで最速だったのは……ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)でした。なにやら当たり前に過ぎるシーズンの始まりになってますが、彼らは3セット目のタイヤを投入してました。
ファン・パブロ・モントーヤが2番手、エリオ・カストロネヴェスが3番手でした。ラップ・タイムはトップのパワーから順に1分1秒4709、1分1秒6996、1分1秒7000でした。去年の予選は路面がウェットからドライへと変化して行く難しいコンディションで、1分1秒8668がポール・ポジションでした。ポール・シッター、覚えてますよね? 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)でした。
今日のプラクティス、まだ路面にもラバーがそんなに載ってない状況で、プライマリー・タイヤ(ハード・コンパウンドのブラック・タイヤ)装着で、去年のPPタイムより速く走ったドライバーが5人いました。上記の4人と、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分1秒7777、そしてセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分1秒8439でした。ディクゾンのタイム、7が4つ並びました。幸運の訪れる兆し……ですかね?
ペンスキー勢、「夕方の2セッションは行われない」との判断を下したのかもしれません。あるいは、今年の開幕戦は金曜のプラクティスが1時間15分x2と長く設定されたので、タイヤは全エントラントに8セットずつと、去年までより1セット多く供給されてます。そこも考慮してのことか……と。シモン・パジェノーだけはピットが離れた場所(新エントリーなので一番後ろ)だったので確認できませんでしたが、他の3人が3セット目まで行ってたってことは、彼も同じプラクティス・プログラムだったと推察していいでしょう。35周走ったうちの34周目が自己ベスト=1分2秒088でしたし。
ホンダ勢のトップは、ホウクスワース!
とういことで、初セッションではペンスキーが1-2-3で、シボレー軍団がトップ5を占めました。ホンダ勢のトップはジャック・ホウクスワース(AJ・フォイト・エンタープライゼス)! 新しく加わったチームですぐさま素晴らしい働きをしたってところです。28周したうちの25周目に記録されたラップ・タイムは1分1秒8713でした。彼はタイヤ、2セットしか使ってませんよ。
長くなったので、続きはパート2にて。
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