琢磨の古巣、アメリカ進出1面目幸先の良いスタート
佐藤琢磨をイギリスF3でチャンピオンの座に就けたカーリンは、今シーズンからアメリカにも活動の範囲を広げ、インディー・ライツへの参戦をスタートさせている。ダラーラ製の新シャシーとマツダ・ブランドの新エンジンを搭載する新しいマシン・パッケージが採用される今シーズンを参入のチャンスと捉えたのだ。
そして、その緒戦でカーリンはセンセーションを巻き起こした。予選で彼らのエントリーする2人のドライバーたちが1、2位を独占したのだ。ポール・ポジションはUAE出身のエド・ジョーンズ(20歳)で、予選2位はF1グランプリへの出場経験も持つイギリス出身のマックス・チルトン(23歳)だ。
予選3位はインディー・ライツでの2シーズン目を迎えているイギリス出身のジャック・ハーヴィー(21歳)。今年も彼はインディー・ライツ史上最強のシュミット・ピーターソン・モータースポーツからの出場だ。
予選4位はカナダ人ドライヴァーのスコット・ハーグローヴ(8スター・モータースポーツ)で、5位はフロリダ州が地元のスペンサー・ピゴット(フンコス・レーシング)だった。
アンドレッティ・オートスポートは今年も2台をエントリーさせているが、インディー・ライツ2年目のマシュー・ブラバム(21歳:ジャック・ブラバムの孫で、ジェフ・ブラバムの息子。アメリカ生まれ)はポールから1秒3585も離された8位。ルーキーのチームメイト、シェルビー・ブラックストックは13台中の12位だった。
インディー・ライツは今週末に開幕戦と第2戦を行なう。
以上
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