初日のトップタイムはディクソンがマーク Photo/Masahiko Amano クリックして拡大 |
1 分07秒4805。これが今日のベスト・ラップとなった。午後のセッション2が残り20分を切ったところでルカ・フィリッピ(CFHレーシング)がコース・オフしてレッド・フラッグ。走行が再開されたのはチェッカード・フラッグまで7分でのことだった。
気温も路面温度も少しずつ下がり出しているタイミングで、速いラップ・タイムが出易いコンディションとなっていた。午後のセッションの大半でトップに君臨していたのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の1分07秒5台のラップは2番手以下にコンマ5秒以上の差をつけていた。
パジェノー加入で活気づくペンスキー勢の中でもとりわけパワーは好調! Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
しかし、その後に今度はスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が1分07秒4805をマークしてトップに躍り出た。
この更に後、パジェノーが1分07秒5329を記録。彼は2セッション制覇こそならなかったが、パワーを上回って2セッションともチーム内最速となった。
トップはガナッシのディクソン。2~5番手をペンスキー勢が占めた(ディクソンとカストロネヴェスは0.2898秒という小さな差)。その順番はパジェノー、パワー、ファン・パブロ・モントーヤ、エリオ・カストロネヴェスというもの。ルーキーのセイジ・カラム(チップ・ガナッシ・レーシング)以外は全員がセッション2で自己ベストを記録。つまりは、今日の2セッション総合での順位はセッション2のものとほぼ同じということだ。
午後から走行開始のハンター-レイ、6番手につけホンダ勢トップに
セッション2で6番手に来た(総合でも6番手)のはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。彼らはニュー・オリンズ・モータースポーツ・パークに残ってもう1日テストをしていたため、今日のセッション1は走らず。セッション2だけの走りでホンダ勢のトップとなった。ディクソンとの差は0.3689秒だ。
ハンター-レイは午後からの走行でホンダ勢のトップタイムをマーク Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
7番手はジョセフ・ニューガーデン(CFHレーシング)、8番手はジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)、9番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)、そして10番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。
11番手だったカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)、12番手だったチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)までが1分07秒台に入っていた。そして、このトップ12を見渡すとシボレーが8台でホンダが4台という結果になっていた。
佐藤琢磨は37周走行して初日の走行を終了
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)はセッション2で37周を走り、ベストは21周目に記録した1分08秒3626。ポジションは23台出走中の17番手となった。チームメイトのジャック・ホウクスワースは29周目にコース・オフ。その2周前に出した1分08秒7414がベストで走行初日の順位は20番手だった。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿