3月上旬に合同テストを開催の方向で検討
2月2日、アメリカでインディーカーが以下のとおりの正式な声明を発表した。
「インディーカーは3月8日のブラジリアでのレースがキャンセルされたことに対し、代替イベントの可能性を幾つか検討しました。イベント開催を準備するには充分な時間がないこと、代替案数も制限されることから、その週にレースを行うことを断念しました。インディーカーとしては、現在のテスト・スケジュールを再検討し、チームとドライバーたちに走行の機会を与えるかどうかを決定します」
3月上旬に全エントラントが出場可能な合同テストが設けられる可能性があるということだ。ブラジリアでのレースは昨シーズンまでと同じダラーラ製ボディワークで行なわれることになっていたが、新たにテストを行うのなら、今シーズンから導入されるエアロ・キットを装着しての走行とした方がよいだろう。それは可能だろうか。
ストリート&ロードコース用のエアロ・キットはインディーカーの定めたルールにより、3月1日までに全チームにデリバリーを完了していなくてはならない。全チームがリミットのギリギリでキットを受け取るわけではないだろうが、マシンを組み上げ、走行可能な状態を整えるのにはそれなりの時間が必要だ。テストを行うとなったらスペア・パーツの準備も必要になって来るだろう。さらに、バーバー・モータースポーツ・パークでの合同テストが3月16、17日にスケジュールされている。追加テストを行うとしたら、レースが予定されていた週末か、その少し後ぐらいが適当と思われるが……。
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