2015年2月3日火曜日

2014 INDYCAR ニュース 2月2日:コンウェイの後釜はフィリッピに



カーペンター車のロードとストリート・ラウンドのシートを得たフィリッピ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)
カーペンター号のロードレース用ドライバーはルカ・フィリッピに決定
 29歳のイタリア人ドライバー、ルカ・フィリッピ(2013、2014年の2シーズンでインディ-カー・レースに8戦の出場経験アリ)がCFHレーシングと契約を交わした。オーナー兼ドライバーのエド・カーペンターとマシン=20号車をシェアし、ストリート及びロードレースを担当するためだ。この仕事は
去年まではマイク・コンウェイが担当していた。しかし、コンウェイはトヨタのスポーツカー・プログラムでレギュラー・ドライバーとなり、CFHレーシングとの契約を更新することができなかった。


 カーペンターは去年までと同様にオーバル・レースのみに出場する。そして、CFHレーシングは2カー体制でフル・シーズンを戦う。カーペンター及びフィリッピのチームメイトは、67号車に乗るジョセフ・ニューガーデン。彼はシリーズ全戦に出場する。
 「とても嬉しい。エドと20号車をシェアしてシーズンを戦うのが今から楽しみだ」とフィリッピ。彼は2月3、4日にニューガーデンとともにフロリダ州セブリング・インターナショナル・レースウェイでテストを行う。「エド、ファジーズ・ウォッカ、そしてCFHレーシング、素晴らしいチャンスを与えてくれた彼らに感謝する。成功できることと思う」ともフィリッピはコメントしている。今シーズンは10戦ものストリート及びロードレースがカレンダーに組み入れられている。

エントラント・ポイント・チャンピオンを目指すと語るエド
 フィリッピのベスト・スタートは2014年ヒューストン#1での予選4位。ベスト・フィニッシュはヒューストン#2での15位(どちらもレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからの出場)。2013年はブライアン・ハータ・オートスポートでのエントリーだった。「ルカは過去2シーズンで限られたチャ
ンスを活かし、秘めた高いポテンシャルを見せて来た。彼は我々とともに優勝を目指した戦いができるに違いない。シーズンの開幕が待ち遠しい。目指すはエントラント・ポイント・チャンピオンだ」とカーペンターは言っている。
 「2台を走らせる体制をフルに活用できるようになりたい。フィリッピはオープンホイールでの豊富な経験と才能を持ち込んでくれる。速いドライバーをチームメイトに持つことには大きな意味がある。そのドライバーが僕を毎週末プッシュし、それによってより多くを学ぶことが可能となる。ルカを常に上回るパフォーマンスを発揮するのは大変だ。そのことが僕らのストリート及びロードコースでの能力アップに繋がることだろう」とニューガーデンはフィリッピ加入で期待できる効果を語った。

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