オズワルド・ネグリが2008年以来2度目のポール獲得
モータースポーツ・シーズンの幕開けイベント、ロレックス24・アット・デイトナ(フロリダ州デイトナ・ビーチで今週末に開催)のポール・ポジションはブラジル出身のオズワルド・ネグリ(マイケル・シャンク・レーシング)が獲得した。ストックカー用オーバルとインフィールドを組み合わせた全長3.56マイルのコースでネグリが記録したラップ・タイムは1分39秒194。マシンはリジェ・JSP2/ホンダだった。
ネグリにとっては2008年に続く二度目のデイトナ・ポールとなったが、リジェのシャシー、ホンダ・エンジンにとってはデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにおける初めてのポール獲得だ。ネグリが決勝を共に走るのはジョン・ピュー、AJ・アルメンディンガー、そしてマット・マクマリー。ネグリ、ピュー、アルメンディンガーのトリオは2012年にジャスティン・ウィルソンを加えた4人でデイトナ24時間レースで優勝している。
「直前に行ったデイトナでのテストでの手応えにより、僕らにポール獲得のチャンスがあること、勝負は僅差で決することがわかっていた。改善すべき点を改善できたからこそ手に入れたポールだ。プラクティスから予選、僕らは走るたびに速くなって行った。リジェ・シャシーとホンダ・エンジンのコンビネーションは驚くべき素晴らしさだ。予選は自慢できる結果だが、大事なのは日曜に表彰台のてっぺんに立つことだ」とネグリは語った。
スコット・ディクソンが僅差の2番手に
予選2位はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・ウィズ・フェリックス・サバティス)のライリーDP/フォード・エコブースト。現役インディーカー・ドライバーの中でのベスト・グリッド。ネグリとの差は僅かに0.108秒しかなかった。ディクソンと同じ02号車に乗るのはインディーカーでもチームメイトのトニー・カナーン、そしてストックカー・ドライバー2人=カイル・ラーソンとジェイミー・マクマリーだ。
予選3位はインディーカーでの優勝経験を持つスコット・プルエット。ネグリとの差は0.115秒と、こちらも僅差だった。彼もチップ・ガナッシ・レーシング・ウィズ・フェリックス・サバティスがエントリーする上記と同型のライリー・フォードを走らせるが、マシンをシェアするのはジョーイ・ハンドとインディーカー・ドライバー2人=チャーリー・キンボールとセイジ・カラムだ。
その他の注目エントリー(ドライバー、チーム、マシン、タイムの順に表記):
予選4位 ジョアオ・バルボサ/クリスチャン・フィッティパルディ/セバスチャン・ブルデイ(アクション・エクスプレス・レーシング:コルヴェットDP・シヴォレー)1分39秒568
予選5位 メモ・ロハス/アンディー・メイリック/キャサリン・レッグ/ペドロ・シャヴェス(デルタウィング・レーシング:デルタウィングDWC13/エラン)1分39秒625
予選8位 ライアン・ハンター-レイ/ブレンドン・ハートレイ/ルーベンス・バリケッロ/トール・グレーヴス/スコット・メイヤー(スターワークス・モータースポーツ:ライリーMK XX/BMW)1分40秒290
GTル・マン・クラスではシモン・パジェノーがドライバー・ライン・アップに名を連ねている4号車(コルヴェット・レーシング/シヴォレー・コルヴェットC7.R)が1分44秒488でトップ。クラス2位はフェラーリ458イタリアで、3位以下にはアストン・マーティン・バンテージV8、BMW Z4 GTEなどが続いている。エントリーは53台。
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