スチュワート・ハースに移籍した1年目シーズンでのタイトル獲得だ Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
11月16日、フロリダ州のホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催されたNASCARスプリント・カップ最終戦フォード・エコブースト400でケビン・ハーヴィック(スチュアート・ハース・レーシング)が優勝し、キャリア14年目にして初のタイトル獲得を達成した。
最終10戦(年間36戦中の)を使う独特なフォーマットでチャンピオンの座が争われるスプリント・カップ、全長1.5マイルの高速オーバルで開催された最終戦には4人のドライバーたちが栄冠に手を届かせる権利を持って臨んだ。
ハーヴィックは終盤土壇場のフルコース・コーションで、ピットストップして全4本のタイヤ交換する作戦を採用。ステイアウトしたデニー・ハムリン(ジョー・ギブス・レーシング)の逃げ切り優勝=タイトル獲得を許しかけたが、その後にアクシデントが発生してまたしてもフルコース・コーションが発生。リスタートで大きく順位を上げて首位奪還のチャンスを掴み、同じくタイトル・コンテンダーであったライアン・ニューマン(リチャード・チルドレス・レーシング)の追撃を振り切ってシーズン5勝目とともに王座獲得を果たした。
ペンスキー、ピットストップのミスでインディーカーとのダブルタイトルはならず
シボレーはインディーカーとストックカーの両メジャー・シリーズでチャンピオンを輩出。メーカー・タイトルも両方で獲得した。
NASCARでのペンスキーはフォード・ユーザー(アメリカのスポーツカー・シリーズだとチップ・ガナッシ・レーシングがフォードを走らせている)。彼らのドライバー、ジョーイ・ロガーノは今季5勝をマークしており、最終戦にタイトルの有力候補として出場したが、インディーカーのペンスキーであったら考えられないピットでのミスを重ねて勝機を逸した。ペンスキー勢による両シリーズ制覇はならなかった。
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