2014年9月4日木曜日

2014 INDYCAR ニュース 9月3日:ヒューストン、2014年カレンダーから落ちる!

ヒューストン ダブルヘダー、2年で消滅
ポコノは日程変更に活路! テキサスも残留へ

 フォンタナでのレース開催期間中、インディーカーはこの2シーズンに渡ってレースを開催して来たヒューストンでのダブルヘダーを2015年には開催しないことを発表した。
 昨年はシーズン最終戦開催中に次年度のカレンダーを発表したインディーカーだったが、今年はこのあたりの調整が整わず、全イベントの開催日程を煮詰め切れていないのだ。


 ポコノも去年の観客の入りが今ひとつだった上に、今年の落ち込み具合が大きかった。プロモーター自身が今年のレース開催前から「2015年には開催をしないことも検討する」と公言していた。、しかし、不人気の理由は建国記念日の7月4日の週末にレースを開催しているためとのリサーチ結果を得た彼らは、他の日程を手に入れることで来年もレースを行なう意向を固めたようだ。
 同じく開催を継続すべきか検討をしていたのがテキサス・モーター・スピードウェイだ。そして、こちらも残留を決意した模様だ。インディー500の後2週間と、ここ数年と同じ日程での開催を受け入れたという噂がフォンタナでは流れていた。

来年の開幕戦はセント・ビーターズバーグが濃厚
 様々な情報を総合すると、来年も北米大陸での開催はフロリダ州のセント・ピーターズバーグが最初となるようだ。その前に開催が噂されているバーレーンとブラジル(今度はサン・パウロではなく、主都ブラジリアの常設ロードコース)は、ノン・チャンピオンシップ・レースとなる可能性もあるようだ。

 注目のエアロ・キットは北米大陸でのレースで使用が開始される。これはインディーカーが明らかにしている。バーレーンとブラジリアのレースがあったとしても、その後にインディーカーは例年どおりにバーバー・モータースポーツ・パークでのオープン・テストを行う計画でもあるようだ。そして、そこが新しいボディー・ワークをまとった新世代インディーカーの初お目見えになると見られている。

来シーズンは現状では1戦減? 
バーレーンとブラジルはノンタイトル戦のままなのか??


 以下、ニュー・オリンズとインディー500以外の日程はすべて推測だが、来年のカレンダーを見てみよう。
 セント・ピーターズバーグで開幕した後、第2戦はつい最近発表されたルイジアナ州ニュー・オリンズで。第3戦はトヨタ・グランプリ・オヴ・ロング・ビーチ(4月19日決勝?)。第4戦はグラン・プリ・オヴ・インディアナポリス。第5戦インディー500(5月26日決勝)。第6・7戦デトロイト(ダブルヘダー)。第8戦テキサス。以降には日程の入れ替わりがあるとの噂なので順番が不透明だ。それらのレース開催地はアイオワ、ポコノ、トロント(ダブルヘダー)、ミッド・オハイオ、ソノマ、フォンタナ、そして最後がミルウォーキーになるという噂がある。
 ヒューストンのダブルヘダーが落っこちて、ニュー・オリンズが追加。レースはひとつ減る勘定だ。北米大陸以外での開催が今の噂通りに南米と中東で行なわれ、それらがチャンピオンシップの一部と決定されれば、今年より1レース多い19戦となる。開幕戦セント・ピーターズバーグがダブルヘダー化されるという話はないのだろうか。トロントのプロモーターでもある彼らはカナダでの好評からフロリダ戦もダブルヘダーにしたいと以前はコメントしていたが……。
以上

1 件のコメント:

  1. こんにちわ。今年もオーバル戦の増加は見込めないのでしょうか・・・ダンの事故後は特にオーバル戦に対して後ろ向きな印象を受けるのですが。
    シカゴランド・ミシガン・リッチモンド・アトランタ・・・かつて名レースが繰り広げられたオーバルの復活を期待しているのですが。

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