トップチームへの飛躍をもくろむサラ・フィッシャー Photo:INDYCAR (Bret Kelley) |
今日、アメリカのレース専門誌が「エド・カーペンター・レーシングとサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングが来シーズンに向けて合併」とのニュースを流した。
SFHRの創始者で現在は共同オーナーのひとりとなっているサラ・フィッシャーは、「両者にとって良いこと。2カー・チームになれるし、お互いに今まで以上の強さを発揮できる」とその記事の中でコメントしている。このスクープを事実と認めているといういことだ。エド・カーペンター・レーシング側は何もコメントをしていない。
今シーズンはインディー500でポール・ポジションを獲得し、アトランタの1.5マイル・オーバルでのレースで優勝も飾っているエド・カーペンター。彼は自らのチームで2012年からシリーズに参戦しているが、その直前の2011年にはSFHRにドライバーとして雇われていた。そして、サラのチームの初勝利をケンタッキー・スピードウェイでのレースで記録した。ダート・オーバル育ちの彼らの関係は元々良好なのだ。
今シーズンのエド・カーペンター・レーシングはエド自身の1勝だけでなく、ロードレース専用に雇っているマイク・コンウェイがロング・ビーチとトロント#2で優勝。トータル3勝も挙げている。彼らより勝利数が多いのはチーム・ペンスキー(3カー体制で4勝)のみという大健闘を見せて来ているのだ。
現地報道では、使用エンジンがどちらになるのか、エド以外のドライバーが誰になるのか、いずれもクリアにはしていない。コンウェイがまたロードコース・スペシャリストとして走るのかは未定という。また、サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングで走っているジョセフ・ニューガーデンは契約が今年いっぱいだが、来シーズンの契約は未だ済ませていないとのことだ。
出場チームはひとつ減ってしまうが、サラの言う通り、2カー体制となれば彼らが大きく実力を伸ばし、トップ・コンテンダーとして定着する可能性は十分にある。
以上
サラ&エド、強くなりそうな予感、AJ琢磨はどうなっていく?どうするんだろうか?
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